不動産投資市場、活性化なるか !? 「東証住宅価格指数」 | 不動産投資顧問の知って得するブログ

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不動産投資市場、活性化なるか・・・!? 

    

           「東証住宅価格指数」



今日の東京は朝から風がとても強く、時折、突風が吹き荒れていますね。


朝 花粉症の薬を飲み忘れ、反省している午後のひと時です。



昨日、東京証券取引所が、首都圏(1都3県)の中古マンションの値動きを表す


「東証住宅価格指数」を発表しましたね。



『東証住宅価格指数』とは、


(財)東日本不動産流通機構に登録された会員からの成約事例データを 同機構から東京証券取引所に


提供し、東京証券取引所は、同一地域内の専有面積・築年数・最寄駅からのアクセス等々の類似した物件


の成約価格の違い、差を分析して標準価格を算出する方法です。


アメリカでは、格付会社スタンダード・&・プアーズ社が「ケース・シラー住宅価格指数」を発表している。



国内でも昨年から、不動産市投資市場の活性化と透明性の向上に向けて東京証券取引所が開発を進めて


来ていました。東証は日本の不動産投資市場を分かりやすく透明性の高いものにして、不動産投資信託


(J-REIT)に海外からの投資マネーを呼び込み、市場を活性化させる狙いのようだ。


東証の住宅指数は、2000年の1月の中古マンション価格を100として、毎月最終火曜日の午後4時頃に


2ヶ月前の時点での指数を、①首都圏総合、②東京、③神奈川、④千葉、⑤埼玉に分けて発表するようです。



(財)東日本不動産流通機構は、2000年からの中古マンション成約事例データ約40万件と毎月の成約事例


データを東京証券取引所に無償提供するようだが、不動産市場への悪影響がある場合にはデータ提供を


取りやめるとしている。



東証は最長3年間の試験配信期間の中でシステム検証等のテストを行い、本配信を目指している。


初の試みとなった今年2月の首都圏の「東証住宅価格指数」は“83.36”だった。


(日経新聞4面より引用)


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指数の動きをみると、


★首都圏の住宅価格は銀行の不良債権処理などで、05年初めには :00年比で 2割強値下がりした。


★東京都心のミニ・バブルで 07年秋には :00年比で 9割まで回復したが、その後はリーマンショックも


 あって急落。


★今現在(今年2月)は 09年夏を底に穏やかな価格回復の途上にある。

                                             

                                                 (以上)




昨日発表された「東証住宅価格指数」は、『東日本大震災』以前のデータである。


5月以降に発表される「東証住宅価格指数」


【震災の影響】を序々に反映された指数が出てくることになります。



中古マンション価格は回復の途上と論評されていましたが、


果たして【震災の影響】 はどのような指数となって表れてくるのでしょうか!?




毎月の最終火曜日に発表される「東証住宅価格指数」を見守っていきたいですね。





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