不動産屋であり中小企業診断士。そして、借金、多重債務問題、競売、任意売却。再生のプロフェッショナル(ホームページ⇒有限会社大野不動産コンサルタント事務所) のブログ部屋へようこそ!日々の思いついた事を、ブログにしています。今日はこんな話・・・
「Oさん、運転資金がちょっとね・・・融資を受けたいのだけれども、」
相談者が金融機関から融資を受けたいとの相談に来た。貴方は融資実現のためにどうしますか???
相談者に貴方の強みは・・・SWOT分析でも?
4Pはどうなってるの?
差別化はできてますか?
ドメインは・・・
「おい、おい、おい、おい、そんなの聞いて融資実現が本当にできるの?」
まずは、相談者の実状と、どのような要求かを正確につかみませんか。
わたしは、相談者の商売の状況と経営状態が一体どうなっていて、どうしたいのかを聞き取るために、「相談者カード」に記載してもらうね。
そして、「相談カー ド」に基づき、聞き取り調査をしながら実態をつかむ。
まずは、決算書の借り入れの状況を正確につかむことから始める。
法人は、貸借対照表から長期・短期借入れの実態をつかむ。
個人は、青色決算書・収支内訳書から、利子割引料なんか記載されていたら「あれってね」
借入総額が売上額を超えていないか、所得が赤字か。
法人で役員報酬がほとんどない場合は、ひょとして○○の可能性があるかもなんてね。
利益で生活できているの???生活はどうしているの???とか。
このようなやり取りは、融資の実現のためと、正しい選択をする上で非常に大事なのよ。
聞き取りや決算書・収支内訳書の内容から、実態をつかむようにする。
会社謄本は絶対に見なくてはダメですよ。株主、役員との関係も大事だからね。
そうそう別表2もね。
では、つづく。