物件の売却日が確定しました。
12月初旬です。
この物件は築古アパートで利回りは14%に迫る物件でした。
前にも書きましたが、当初は10パーセント位だったものをコツコツと物件価値を上げて来ました。
今現在所有しているものとしては最古の物件となりました。
築古アパート は長く住む人が多いのであまり空室が出ません。
しかし空室が出た時のリフォームは住んでいた期間が長いので金額が張ってしまいます。
築古アパートを経営する人の考え方はここが肝となると思います。
日々のお金を重視したい方は新築アパートがいいでしょう。
しかし購入時には業者の手数料が多く載っていますからそれを先に物件価格として支払うことになります。
築古アパートの考え方はこうです。
購入時は築年と利回りだけで購入します。
退去者が出たタイミングで結構大きな金額がかかります。
しかし、家賃はかなり上げられるチャンスがあります。
数室リフォームの部屋が出れば数%の利回りに数字として反映されます。
そして売却時に大きく上げたその利回りで売却することができます。
それは部屋のリフォームに使った金額を大きく上回ることが多々あるでしょう。
そして一番は大家の持つ大家力をしっかりとつけてくれるところです。
どう部屋をリフォームすればいいのか?
賃貸人のニーズは?
モデルルームはどう作るのか?
客付をどうするのか?
家賃の設定をいくらにするのか?
こんなことを考えるのが大家力に繋がってくると思っています。
新築ばかり購入していては日々のお金はかかりませんが、売却時にも利回りが挙げられないので相場が上がっていないと売却金額は当然下がります。
となれば、トータルで金額を出すと何のために不動産賃貸業をやっていたのかわからなくなってしまいます。
これでは本末転倒でしょう。
そんな人周りを見ると結構多いですよ。
気をつけたいものですね。