今回写真展を開催して旧友に沢山会いました。

そこで写真界の現状(仕事量ですね)を聞いてみたのです。

みんなが異口同音で言ったのは右肩下がりだと言うことでした。

仕事は段々無くなって来つつあり、かつ単価は下がってきています。

と言うことは、きつくて安い仕事をこなさなくてはならなくなって来ている、
と言うことでしょう。

それに不安を持った人は早々とクリエイターから転身して、会社員に
なっています。

そして会社の仕事を一生懸命こなしているのでした。

それを聞いていて、僕にはできなかったなと改めて感じたのです。

朝早く同じ時間の電車に乗って通う日々。

僕も1年ほどやりましたが、かなり苦痛でした。

またいくら頑張っても上がらない給料。

これにも不満だらけでした。

今ならその仕組みにも納得できますが、二十代の頃では無理です。

今こうやって投資で生活していることは彼らにとっては異次元のことのようです。

話をしても全く理解できません。

会社員の生活が長くなればなるほど、それは理解の範疇を超えるのでしょう。

でも常に頭を柔らかく持っていないとダメだと感じます。

その話を聞いて、理解するだけの頭は必要でしょう。

それがないと、最後まで会社員という奴隷制度の中で生き続けなければなりません。

それは現代社会において搾取され続ける人生です。

投資をやる人が少ないのも頷ける話でした。