暖かい陽光にはえる白い灯台。
イノセントな白い色は朝の光を受け
なお一層輝きを増す。
その灯台を眺め、僕は上陸したいとはやる気持ちを
押さえるのに手こずってしまう。
もうそこに陸地があるのに。
そんな一時も大事な旅の時間。
昨日、大学が無事終了しました。
授業終了後、有志と先生方、助手の皆さんに慰労会を催して
いただきました。
おいしい料理を手作りし、みんなと楽しく語り合いました。
僕は帰りの新幹線の時間があるのでそれ程長くはいられません
でしたが、とても充実した時間でした。
今回も生徒は女子が大半を占めました。
それも年の頃19歳です。
自分でも良くその中でやっているなあ、と関心します。
僕は大学時代に教職員免許を取ろうと単位を取っていました。
しかしいつしかそんな夢も消え去り免許など夢のまた夢でした。
その時に自分は教師になるのではなく、独立独歩生きていく事を
決意していたのかもしれません。
しかし時代が過ぎて現在こんな大役を仰せつかっております(笑)
年頃の少女から女性に変わりゆく生徒達におっさんが混ざり、授業を
やっているわけです。
そんな授業を真剣に聴いてくれ、課題を一生懸命に製作してくれる生徒に
こちらの方から感謝しなければいけません。
生徒と一緒に考え、汗をかき、試行して、一緒に喜ぶ。
それが今回も少しは出来たかなと思っています。
彼女達の青春に小さな喜びを残せるのであれば、それは教える方も
同じ喜びを共有する事にもなります。
図らずも何十年も経って大学で教えることになりましたが、人生は
本当に何が起るかわかりませんね。
一生懸命にカリキュラムをたてて、授業をして来たので少し疲労しました。
ちょっと頭と体を癒しに「軽井沢」に行って来ます。
あいにくの雨ですが、お昼を予約したレストランでとり、のんびりして来ます。
朝起きると、昨夜生徒と撮った写メが届いていました。
また新しい交流が始まります。
みんなの力になれる事は自分にとって生き甲斐とも言える事なのかもしれません。