昔よく飲んでいた缶コーヒーは微糖でした。微糖と言いながらかなりの糖分を摂取していた事でしょう。


お天気ではない書き出しで「あれ?」と思ったそこのあなた!


安心して下さい。


この季節の晴れがあまり好きではないほっしーで御座います。

なぜならスカッと晴れないから!

霞んだお空だから山も綺麗に見えません。更には黄砂まで大陸からやってくるもんだから余計にスカッとした青空になりません。



真夏のスカッとした青空


真冬のスカッとした青空


何となく霞んだ春の青空

ってもういいですね(笑)

さて、桜が散ってゴールデンウィークが終わると次は何ですか?
はい。梅雨がやって参ります。

建物には良くない季節です。

そして建築途中の建物には、完成している建物の何倍も良くない季節です。


何て書けばいいかな?
えーと、柱などの木材を組んでいく時に雨なんか降っていようもんなら、せっかく乾燥させた木材がビチョビチョになってしまいます。

柱などの構造体を建てたあとは屋根をさっさと造ります。
とにかく建物内部が湿らないようにしたいのですが、梅雨時期はどうにもなりません。

高級ハウスメーカーは雨養生に対して一生懸命です。
建売りメーカーはどうでしょう?
短い工期でチャッチャと建てるので完璧にはできません。

梅雨時期に建てた建物は完成しても分かります。
木材は湿気と乾燥で動くので、完成した後でも部屋の中を見るとその影響が目に見えます。


この現場は全く問題のない時期に建てたので影響ないのですが、⬆部分の入隅部分のクロスに隙間ができる事があります。

木材の収縮によるものです。

契約後の建物チェックの際に是正してもらいますが、木造住宅にとってはどうしても避けられない事です。
雨の時期に建ててなくてもどうしても起こることです。

が、梅雨時期に建てた建物は要注意です。

建物を見ながらそんな事も説明します。ひどい物件もありますのでその時は完成時期から逆算して建築中の時期を想定して皆さんに説明します。

梅雨時の物件を買うなとは言ってないですよ。
木は呼吸しながらしっかり乾きますから大丈夫です。

そうそう!こうしてブログに色々な事を書いているので、読者さんと物件を見ながら説明をすると
「あっ!それブログに書いてましたね!」
と、よく言われます。

もう物件で会っても・・・
何も喋りません!(笑)

嘘です。

また後日。