建売住宅だろうとハウスメーカーの建物だろうが、造っているのは人間がその場で手作りしています。ちと違うハウスメーカーもありますけどね。

建売住宅は一人の大工がその現場の木工事を終わらせます。するとどうしても品質にばらつきが出てしまいます。それを管理するのが現場監督ですが、建売メーカーの現場監督はとても忙しいので、各業者の段取りで手一杯になってしまいます。大工だけでなく日本一の建売メーカー6社だけで比べても、管理の質の違いが現場を見て分かります。
そして完成現場を見るとやはり管理状況と同様の品質となっています。
元建築屋だったので気になって仕方がありません。

がっ!しかし!
日本一の建売メーカーはさすがなんです!
性能保証制度で完成までに第三者の目で4回の検査をして、大工の腕にばらつきがあっても建物の主要部分は安心なんです!
って「まわし者ではないのですが」年間何万棟も供給していてその経費だけでいくら掛かるんだ?と感心します。

各建売メーカーは必死です。
土地を買うのも必死です。

土地を買ってハウスメーカーで家を建てようとしている人は、いい土地がなかなか無いのも建売メーカーに売地の情報が真っ先に流れるからです。建売メーカーが手を出さないような土地が世の中に流通します。

この状況はいつまで続くのか・・・
と言いながら何十年も経ってます。


5年前は可愛らしい家を造ってましたね。

今はローコストで見る影もなくなっている某建売メーカー。
ちなみに現場も汚いです・・・

また後日