建売の現場はきれいに造成工事がされていて元々の土地はどんな状態だったかなんて近所の人しか知りませんよね。
私が携わった建売用地でも色々なことがありました。
この時代ですので建売業者が土地を仕入れる時は試掘をして地中障害物などがないかを確かめますが、大きな土地を全部掘り起こすなんてことは不可能です。
今はその土地の履歴が分かるように便利なサイトが存在しています。航空地図で閲覧できます。
あとはやはりその地主さんやご近所さんからの情報も需要です。仲介業者として取引に携わるだけならばそこまで気にする必要はないとは思いますが・・・はい。私はダメなんです(笑)
ある物件の写真を何枚かお見せします。
地主さんから「ここは元々雑木林だったから地盤もいいし変な物は埋まってないよ」と言われて取引した土地です。
昭和50年ころ雑木林から砂利敷きの駐車場に整備された土地です。
その当時に林を駐車場に整備・・・
私には疑念しかありません・・・
はい!
しっかり出ました。
よく見ると燃やして炭になっている所もあります。
コンクリートガラはよく分かりませんが、昭和50年頃の伐採した木々は穴を掘って埋めたり、枯らして燃やす・・・
当たり前にやっていた事です。木は燃やして炭になると分解されずに腐りません・・・
これを疑ったのは敷地全体を見渡した時に中央部分だけ何となーーーく沈下していたのでもしや?と思って掘ってみたのです。
深さ3mの所に写真の何倍も出てきた事は言うまでもありません(笑)
土地や建物を扱う者としてこのような経験から色々角度から物件の情報を入手します。
建売物件はすでに完成しているのですが、地元の業者である利点を生かして、また現地販売をする時のご近所さんとの雑談の中でお客さんの不安を払拭するような説明をしながら営業活動をしているのが「ほっしー」で御座います(笑)
また後日