12月4日のことです。
廬山寺にて源氏物語に想いを馳せてから一旦ホテルに帰って小休止した後に。
こちらに凸💨
鹿王院の由緒
足利義満が1379年(康暦1年)に春屋妙葩(しゅんおくみょうは)を開山として建立した宝幢寺(ほうどうじ)の開山塔である。本寺は応仁の乱で退転し、この一院だけ残った。臨済宗の単立寺院。本尊の釈迦如来及び十大弟子は運慶作と伝える。回廊で結ばれた諸堂の間に枯山水の庭がひろがり、源実朝が宋から譜来した仏牙舎利を収めた舎利殿がある。絹本着色夢窓国師像2幅など多くの重要文化財を所蔵。
【仏牙舎利とは 】
舎利とは釈迦(仏陀)の遺骨の事。釈迦が荼毘に付された際に他の細かくなった遺骨の中で崩れずに残った歯を仏牙と呼ぶ。
※. 京都観光Naviより抜粋編集
ということで今回の鹿王院は夜のライトアップに凸りました💨
バスにて嵐山方面に向かい『下嵯峨』のバス停で降りてから。
夜道をテクテク。
ゆっくり歩いても10分もかからないところで目線の先に明かりが見えて来ました。
はい到着!
山門
山門の前まで来ました。
ライトアップの設定時間の後半に来たので人の数は落ち着いています👍
山門には山号である『覺雄山(かくゆうざん)』の扁額が掲げられていますが、こちらは室町幕府第3代将軍『足利義満』の揮毫です。
山門を潜り先へと延びる参道の両脇には覆い被さるような楓のアーチがお出迎え🍁
綺麗なのですが正直言って見頃には10日ほど早いですね。鹿王院の紅葉のポテンシャルはこんなものではありません。
って12月4日で見頃までは10日って、どれだけ紅葉の時期が遅れているのかって話しです😅
参道の左側には竹林が見えていて石畳の小径が左へと分かれているのですが、こちらは帰りまでのお楽しみにして直進します。
中門
直進すると立派な松に護られるように中門が現れます♪
中門を額縁に見立ててパシャリ✨
前庭
中門を潜った先には『前庭』がお出迎え。
前庭の参道を先に進みます。
ライトアップされた紅葉も、これまたいいものですね✨
庫裡
庫裡に到着。
ここから靴を脱いで中へ💨
客殿の前から見る本庭
庫裡の中を進み客殿まで行くと平庭式枯山水苔庭の本庭があります。こちらの本庭は嵐山を借景としていますが、もちろん夜間なので嵐山は見えません。そして先に見える建物が舎利殿です。
舎利殿
そして本庭から見える舎利殿を撮影していると……
ん?
んん?
え?
ええ?
ここで『ご用意ができました』との声に振り向きます。
客殿にて抹茶と和菓子
鹿王院のライトアップには茶道速水流による抹茶と和菓子が供されます。
抹茶の方は祇園辻利の薄茶で任然宗匠お好みの『東峯の白』が使われています。
抹茶には薄茶と濃茶がありますが、一般的な抹茶は薄茶です。
和菓子の方は菓匠おくむらの薯蕷饅頭(じょうようまんじゅう)で鹿の焼き印が押されている、その名も『鹿王院』。
薯蕷饅頭は山芋に砂糖と米粉を混ぜた生地で餡を包み、それを蒸したものです。
けっこうなお手前で✨
にしても先ほどの人影は何だったのだろう?……
ということで仏像やその他のあれやこれやを拝ませていただいていると……
はうっ💦
な、な、何?
ということで平日限定でライトアップ期間に狂言師の方が境内の様々なところに現れて、このように舞いのポーズをとってくれるという特典があるのでした😅
狂言師の方を激写した後は客殿を通り書院から見える紅葉を額縁構図でパシャッたりして。
庫裡から、また参道を逆戻りして。
竹林
行きに見えた参道の紅葉と並行する竹林の小径を山門方向に進みます。
ライトアップの竹林というのも。
何だか雰囲気があっていいですね👍
竹林の向こうに紅葉が見えたりして。
春香稲荷大神
鎮守社のお稲荷さんもありました。
造りが新しい感じがするので明治の神仏分離令の後に建てられたのかな?
ということで色々と見られて満足して。
まだ晩ご飯を食べていないので、時間も時間なので足早に帰路に帰路に着きました。とさ。
ではでは👋