12月4日のことです。
昼ご飯を人気の洋食屋さんで食べた後は、歩いてすぐのところにある。
こちらに凸💨
こちら上七軒(かみしちけん)は京都5花街のひとつなのですが、ここだけが他の花街とは違い祇園エリアから離れていて北野天満宮の東側にあります。
前回のキッチンパパから上七軒に向かう途中にも鍾馗さんがいたので。
鐘馗さんド〜〜ン‼️
小さな祠で囲われていて、オーソドックスにウェストの部分を番線で固定されています。
鍾馗(しょうき)さんとは
鍾馗(しょうき)は主に中国の民間伝承に伝わる道教系の神である。唐の玄宗皇帝が病の床につき、夢の中で現れる鬼に悩まされていた。その夢の中で鍾馗が鬼を退治するのを見る。玄宗皇帝が正体を尋ねると、「自分は終南県出身の鍾馗。官吏になるため科挙を受験したが落第し、そのことを恥じて自殺した。だが高祖皇帝(唐の初代皇帝)が手厚く葬ってくれたので恩に報いるためにやってきた。」と告げた。夢から覚めた玄宗皇帝は病が治っていることに気づき、夢で見た鍾馗の姿を絵師に描かせ、疫病除けや受験の神様として定めたという説話がある。
日本では小さな民間信仰のひとつとして主に京都や奈良の町屋、一階の上の中屋根に置かれているところが多く見られ、向かい合わせの鬼瓦や同じ鍾馗から弾かれた災いなどをはね返し家を守っている。
※. 若宮八幡宮HPより抜粋編集
ということで。
こちらにも。
鐘馗さん。
ここでおひとつ。
日本家屋や寺院などで、家の中や堂宇内に邪気が入って来ないようにしているのが鬼瓦なのは一般的に知られています。
鍾馗さんはその鬼瓦によって弾き返されてきた邪気を更に弾く役目を担っています。
そして、その邪気が別の家に飛んで行かないような角度に計算されて置かれているのだそうな。
そして、その邪気を最終的に払ってくれる瓦製のものがあり、それがキッチンパパから上七軒に向かう途中にあったのですが、それは後に更新する『番外編』にて紹介します。
そうこうしていると、こちらの交差点に出まして、ここを↑の写真で言えば右側に向かって北西方向に、鋭角に斜めに伸びる通りが。
上七軒です。
上七軒通りに入ってすぐ右に『堤瓦磚(つつみがせん)』という看板のお店が。 おそらく瓦屋さんですよね。
こちらの庇屋根には、たくさんの鬼瓦があり。
その中に並ぶように鍾馗さんが。
上七軒の紋様も『つなぎ団子』なのですが。
花見小路の両側に拡がる祇園甲部は団子が8個に対して上七軒は10個です。そして、こちらにも。
鍾馗さん。
一般家庭(かな?)の鍾馗さん。
こちらにも。
京懐石の登里新さんの庇屋根にも。
鍾馗さん。
と、ここで西方尼寺(さいほうにじ)という尼寺さんの手前の道を左に折れます。若草色の土壁に5本の定規筋が映える築地塀を右に見ながら、その先にテクテク。
その小路の先には花街の中心とも言える歌舞練場がありました。
こちらの歌舞練場も夏にはビアガーデンになるのですが、やはりそのビアガーデンも一見さんお断りなのかな?
そして、次に行く予定のところが厳格な予約時間があり、その予約時間に遅れると見学は無理なので。
ここを最後に、上七軒の鍾馗さん散策を終了して次の目的地に行く為のバス停に向かいます。
歌舞練場の前にある楓は見頃になっていました。
ということでバス停に向かう道中にも。
鍾馗さん。
そして、府道101号の今出川通りの大通りに出る少し手前のところに。
レトロな看板が貼り付けられたノスタな店がありました✨
ってな感じで鍾馗さんを追いかけて上七軒をザックリと歩いてきました。とさ。
ではでは👋