話しは京都遠征に戻りまして。


12月2日のことです。


智積院の息を呑む紅葉&黄葉と京都を代表する画伯の襖絵に、国宝の襖絵の数々を堪能した後は。

こちらに凸💨


若宮八幡宮社の由緒

元は六条の醒ヶ井(さめがい)にあり、八幡太郎義家の父である源頼義(よりよし)が八幡の若宮として祀ったものと伝えられている。

当初は六條八幡や左女牛八幡(さめがいはちまん)とも呼ばれ、源氏一族や多くの武士からの信仰が厚く、室町時代には足利歴代将軍の崇敬を集め隆盛を極めた。しかし応仁の乱により社殿は荒廃し、以後社地も転々とし1605年(慶長10年)に、この地に移った。

現在の社殿は1654年(承応3年)に再建されたもので、本殿には仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)、応神天皇(おうじんてんのう)および神功皇后(じんぐうこうごう)を祀り、相殿(あいどの)には仲恭天皇(ちゅうきょうてんのう)を祀っている。


※. 京都観光Naviより抜粋編集

 

一の鳥居

五条通り(国道1号線)の大きな道路に面していて、外国人観光客や日本人観光客に修学旅行生などの人通りが多いのですが、こちらの石鳥居を潜る人はあまり多くはない感じの静かな神社です。

清水焼発祥之地碑

一の鳥居の手前には清水焼発祥之地の石碑が。

昭和期に『陶祖神』椎根津彦命(しいねつひこのみこと)が合祀されたことにより『陶器神社』という名でも知られ、夏には『五条若宮陶器祭』が開催され。

ニの鳥居

そのお祭りの時期には全国から集まった陶器商が一堂に会し、この参道には陶器や焼物を販売する露天が連なり夏の五条坂の風物詩になっています。

拝殿

参道を進むと拝殿があり。

拝殿にも陶器神社の提灯がありますね。

ちなみに本殿はこの奥にあるのですが、また覗き見みたいになるので写真はやめときました😅

阿波天満宮

末社もいくつかあり、こちらは阿波天満宮

天満宮なので、もちろん神牛が鎮座しています。

稲荷社

同じく末社である稲荷社

稲荷社の扁額

眷属の狐。

狐は向かって右が玉を咥えています。

玉は昔から神の霊力の象徴とされ、神話にもたびたび登場します。

古い信仰では『玉=稲の霊魂』とされて、信仰の対象になっています。

左が巻物を咥えています。

巻物は、どんな願いも叶うという稲荷の秘宝を表しています。

また巻物は神仏習合時代に用いられていた経文『荼枳尼天秘法・荼枳尼経典』(だきにてんひほう・だきにきょうてん)とも言われています。


その他にも稲穂を咥えている狐もあり、それぞれに意味がありますが、それはまたの機会に。


そもそも、お稲荷様は名前の通り稲に関する神社で、稲は『命の根』を意味します。

ということで『稲が生る=稲荷』ということから稲荷と名付けられています。

蓬莱石

拝殿の左側に霊石である蓬莱石が。


信仰の篤かった足利尊氏が奉納した7種の神宝のひとつで、近年になり約650年ぶりに本殿の片隅で発見された不思議な霊力が宿るとされる霊石。


とまぁ色々と見どころがある神社なのですが、僕がここに来た目的は別のところにもありまして、その詳細は別の記事にて触れることとして、これにてホテルのチェックイン時間が迫って来ているので、こちらを後にしました。とさ。


そうそう。

こちらの神社は美人祈願としても人気があり境内にはハート形の石があるのですが、お得意のピンボケのブレブレ写真だったので載せられませんでした😅




ではでは👋