12月3日のことです。
菅大臣神社を後にしてから、徒歩で行こうと思えば行ける距離なのですが、今後の足の温存と地下鉄バス一日券を使えるだけ使った方が得だと思い市バスに乗りまして。
こちら祇園に凸💨
鍾馗(しょうき)さんとは
鍾馗(しょうき)は主に中国の民間伝承に伝わる道教系の神である。唐の玄宗皇帝が病の床につき、夢の中で現れる鬼に悩まされていた。その夢の中で鍾馗が鬼を退治するのを見る。玄宗皇帝が正体を尋ねると、「自分は終南県出身の鍾馗。官吏になるため科挙を受験したが落第し、そのことを恥じて自殺した。だが高祖皇帝(唐の初代皇帝)が手厚く葬ってくれたので恩に報いるためにやってきた。」と告げた。夢から覚めた玄宗皇帝は病が治っていることに気づき、夢で見た鍾馗の姿を絵師に描かせ、疫病除けや受験の神様として定めたという説話がある。
日本では小さな民間信仰のひとつとして主に京都や奈良の町屋、一階の上の中屋根に置かれているところが多く見られ、向かい合わせの鬼瓦や同じ鍾馗から弾かれた災いなどをはね返し家を守っている。
※. 若宮八幡宮HPより抜粋編集
ということで。
屋根の上の小さな守り神
鍾馗さんを追え!第2弾は祇園の花見小路です。
花見小路の入り口には祇園甲部で1番の規模と格式を持つ一力茶屋さんが。
外国人観光客が格式なんかは知る由もなく入り口に屯(たむろ)したりしていて雰囲気ぶち壊しな為か警備員が2人ほど立っていて、しきりな立ち止まるなとか入り口の写真を撮るなとやっていたので、入り口の写真は撮りませんでした。
ちなみに一力さんでは玄関先に粽が飾られているだけでテーマである鍾馗さんは庇屋根にはいませんでした。
まずは1階がベーカリーで2階はカフェ&バーのグランマーブル祇園店の。
第1鍾馗さんがギョロリと通りに睨みを利かせています。
お茶屋さんの廣島家さんの。
鍾馗さん。
いつも思うのですが、ここの松の根っこはどうなっているのだろう?
ステーキハウスよしださんの。
鍾馗さん。
和雑貨のセレクトショップや会員制の旅館を営む菊梅さんにも。
鍾馗さん。
一昨年に偶然に佳つ春さんの襟替え(見習いである舞子さんを卒業して一人前の芸妓さんになる儀式)に遭遇した小田本さんの。
鍾馗さん。
京料理の花郷さんの庇屋根にも。
鍾馗さん。
カメラのライカさんの。
鍾馗さん。
ということで写真はまだまだ撮ったのですが、その全てを載せても、ただ長くなるだけなので、このへんで。
おまけで、こちらは花見小路から四条通に出て、ほんの少し歩いたところにある葛切りで人気の。
鍵善さんの。
鍾馗さん。
こちらの鍾馗さんは睨みを利かすというより『びっくりしたなぁ〜』という表情のような😅
ということで、おそらく鍾馗さんの密度が京都市内で1番高いのではなかろうか? という祇園の花見小路からでした。とさ。
ではでは👋