4月8日のことです。



先日更新した奈良井宿の後編になります。


JR奈良井駅から降り立った後に木曽の大橋から杉並木二百地蔵を巡りまして、そこから踵を返して。

奈良井宿

奈良井宿の街道筋を南側から北側へと向かいます。


ここで、この記事のサブタイトルにある『リベンジ』とはいったい何ぞやなのですが、軽く経緯を説明すると。

↑の写真が2022年12月27日に初めて奈良井宿に行った時のスマホ写真です。

前々から行きたかったところだったので感激しながら写真を撮りました。

が。

事前に調べたり、帰ってきてからインスタなどで見る奈良井宿のこのアングルでの写真は、明らかに↑の写真とは違っているのです。

具体的にはインスタやその他の投稿サイトでは↑の『花野屋』の看板のずっと上まで背後にある山があるのです。写真知識に乏しい僕は真面目に『つぎはぎ編集なんかをして加工しているのかな?』と本気で思ってみちゃったりして(←今考えると赤面ものなのですが😅)

そしてインスタでフォローしているプロのカメラマンの方に思い切って尋ねてみたら……

『ああ。それは望遠レンズの圧縮効果を利用しているんですよ』との回答が。

そのキーワードをいただいたので、この先は金銭が発生する領域かなと勝手に思って『ありがとうございました。調べてみます』とお礼を言い、すぐにGoogle先生で調べてみると……

細かな原理は今でも曖昧なのですが、要は望遠レンズの倍率を高めた状態で風景の写真撮影をすると、遠くのものが近くにあるように見える文字通り圧縮効果を得られるのだとか。

それを踏まえて今回撮ったのが。

こちらド〜〜ン‼️

『花野屋』『湯筒屋漆器店』『ながとや』の入っているアングルですが、山が遥か上に聳え立っていて迫ってくるようで、一昨年では家から立ち上がる煙で見えていませんが、正面の松もくっきりと見えています✨

それにしても自分でも、ここまで違う写真が撮れると思っていなかったので本当にびっくりしました。


この画角では何十枚か写真を撮りましたが同じような写真を何枚も貼り付けても何なんで、興奮もそこそこに先に進むとします。

街道沿いにはや。

や。

郵便ポストなどノスタなものが点在していてタイムスリップしたような錯覚を…… 覚えないまでも(笑)

 心の底から『いいな〜〜』と思うと同時に、いつまでもこの風景が残っていてほしいなと思いました。

そして前回の早朝とは違い昼時なので街道の両脇の店舗が開いていて、賑やかさがありました。

本来なら、ここでコーヒーでも啜ろうかと予定していたのですが、中は満員状態だったのでパスしました。ちなみに中はほとんど外国人観光客でした。

全く人の映り込みの無い写真ばかりなので、少し映り込んでいるやつも投下‼️

実際には、この3倍くらいの人が行き交っている感じです。なので先ほどのリベンジ画角の写真のところだけで1時間くらい粘ったかな? まぁそのくらいでなければ人の映り込みのほぼ無い写真は撮れませんね。

とにかく京都の寺社から比べたら楽な方です✨

そうこうしていると、それ以前からほんのりと雨粒が落ちできてきていたのですが。

その雨粒の勢いが増してきたので、『これ頃合い』と先ほどの写真で映っていた松のところで引き返すことにしました。

ちなみにこの杉玉は。

直系が1メートルを裕に上回る大きさで、他ではこれ以上大きな杉玉はお目にかかったことがありません。

ちなみこの杉玉が目印の酒蔵『杉の森』は寛政5年(1793年)創業の200年以上続く超老舗でしたが、2012年に惜しまれつつ閉蔵しました。

ということで本来なら、もっと北側にある道が大きくクランクしている『鈎の手』や、その更に先にある『鎮神社(しずめじんじゃ』までは行きたかったのですが、まぁ次に来る口実にもなるので、また次回ということで👍


これにて春の遠征は終了と相成りました。


そして、この後は立川駅で途中下車して、立川二郎でラーメンを食べて(4月8日更新)から帰りました。とさ。


 

 

ではでは👋