割り込みましてリアタイの1月31日のことです。


去年も訪れたのですが、今年も。

こちらに凸💨


そして去年は神社のライトアップ越しにスカイツリーが見えるいわゆる『映え』のみにクローズアップしていたので、今年は牛嶋神社自体にも触れて行こうと思います。

牛嶋神社の由緒

貞観二年(860年)、慈覚大師の御神託により創建。五年に一度の大祭では、鳳輦(ほうれん)と呼ばれる牛車を中心とする古式豊かな行列が氏子五十町安泰祈願巡行をする。この神幸祭は、今日では珍しく黒雄和牛が神牛となり鳳輦を曳いている。

創建時は牛御前社(うしのごぜんしゃ)と名付けられていたが、明治時代に今の牛嶋神社に名前が改められた。

御祭神は、須佐之男命(すさのおのみこと)天之穂日命(あめのほひのみこと)貞辰親王命(さだときしんのうのみこと)


※ 東京都神社庁HPより抜粋編集

ということで去年は本所吾妻橋駅の方から隅田公園を通って隅田公園の敷地内にある本社に来ましたが、今年は曳舟駅の方から行きました。

大鳥居(東鳥居)

東鳥居『三ツ目通り』という大きな通りに面しています。

到着した時はまだ明るかったのですが、すでに西陽が大きく傾いていました。

東鳥居の扁額には『徳川宗敬謹書』と記されているように、神社本庁の統理を務めていた徳川宗敬(むねよし)氏が昭和57年(1982年)に揮毫(きごう)されたものです。

 この牛嶋神社のある隅田公園は、水戸徳川家邸跡に創られたものなので、やはり宗敬氏が水戸徳川家の血筋であるというのも関係しているのだろうか?

東鳥居を潜り。

常夜燈が入り口の左右に控える参道を進むと。

竹ひご状の割り竹を編んだ竹繭があります。

これにLEDライトが巡っていて暗くなると色とりどりのライトアップになります。

南鳥居

そして社殿に正対する南鳥居。

去年は、この鳥居の手前ら辺にライトアップイベントである『竹あかり』の看板があったのですが、今年はありませんでした。

↑の写真でも分かるように西陽で影がびろ〜んと伸びています。

西鳥居

そして入ってきた東鳥居の真反対にある西鳥居

その西鳥居の脇には、かなりな大きさの社号碑がありますが、こちらの牛嶋の嶋が『島』になっているのはなぁぜなぁぜ

三輪鳥居(三ツ鳥居)

そして竹のオブジェクトの先にあるのが珍しい三輪鳥居

実はアップでの写真を撮ったのですが大ブレしていてボツッたので引きの画像で😅

三輪鳥居は普通の一般的な鳥居の両サイドを、半割りした鳥居が挟み込むような造りになっています。

笠木の先端部分にある飾り金物以外は天然檜(ひのき)素木(しらき)が使われています。

社殿

三輪鳥居を潜り社殿に行きます。

社殿は総檜の『権現造り』で、神様を祀る為の『本殿』と、儀式を行う為の『幣殿』、参拝する為の『拝殿』が繋がっています。

そして拝殿正面の中央の頭貫の上には龍の蟇股(かえるまた)が。

そして左。

そして右にも。

よく見ると龍には双翼がありますね。

調べが足りませんが高名な方が彫ったのでしょうか?

横から見た海老虹梁木鼻部分。

え?いや💦

巫女さんを撮ろうとした訳じゃありませんよ(狼狽)

あくまでも海老虹梁を…… ね……

対の獅子頭

そして。

拝殿の入り口にいた巫女さんに会釈をして中に入りまして。

御祭神を守る対になっている大きな獅子頭が。

こちらが阿吽の『あ』。

こちらが『うん!』

うんと言うより『んギギギギィ』という感じもしなくはない😅

そしてこの拝殿には葛飾北斎の絵があったようですが、僕の下調べ不足でスルーしてしまいました。

とにかくこの拝殿の正面奥は撮影禁止なので、サクッと引き上げました。

狛牛

拝殿を出た両脇には珍しい狛犬ならぬ狛牛が。

奥にはちゃんと狛犬もいますが何だか肩身が狭そうに見えるのはワタク氏だけなのでしょうか?(笑)

狛犬の方はキチンと阿吽をしているのですが、狛牛の方は両方とも口を閉じていました。

獅子山

狛牛の手前側には獅子山があり、社殿に向かって左側のこれは親子の獅子で『子落とし』と言われるやつですね。

ちなみにこの親獅子のたてがみの流れるような毛の造作は見事で、狛犬ファンの間ではNo.1だと言う人も少なくないのだとか。

逆の右側の獅子山はお父ちゃんなのかな?

撫で牛

そして社殿に向かって右側には有名な『撫で牛』がいました。

自分の悪い部分を撫でると治るという御利益があるそうです。

牛さんは皆んなに撫でられて黒光りしていました。

その撫で牛の反対側には。

手水舎が。

近づいてパシャリ✨

包丁塚

この包丁塚ですが、使い古してお役御免になった包丁を供養するものかと思いきや、包丁の手にかけられた牛を供養するものだそうです。

撫で牛の裏側にあるこの建物は神輿蔵で、その周りにはいくつかの石碑がありましたが、長くなったので割愛します。

それにしても影が更に伸びています。

明るいうちにスカイツリーをパシャリ✨

って今回のブログはライトアップよりも牛嶋神社に重きを置いていますね。

そうこうしているとスカイツリーにライトが灯りましたが、まだ明るいので境内の外のベンチで暗くなり、その刻が来るのを待ちます。

東京下町回遊 竹あかり

そして辺りが暗くなり竹灯籠にライトが点いて、いよいよ東武鉄道が主催する昨年の11月9日から始まったイベント『東京下町回遊 竹あかり』のライトアップ本番です。

竹灯籠などの竹は放置竹林のものを有効活用しているそうです。

まずは南鳥居から社殿方面をパシャリ✨

この画角からは人が見切れていない写真は何時間かけても無理そうなので粘らずサクッと撮りました。

三輪鳥居が青く浮かびが上がっています。

近づいてパシャリ✨

昼間より、こっちの方が三輪鳥居の形状が分かりやすいですね。

そして本丸のスカイツリー♪やっぱり綺麗ですね👍

ということで画角を変えて。

何枚か。

載せていきましょう♪

画角もそうなのですが、スカイツリー自体のライトアップが、目まぐるしく変わっていくので。

その色味だけでも印象が変わりますね。

とまぁ今年も滑り込みの最終日ではありましたが、牛嶋神社のライトアップ『竹あかり』を満喫させていただきました。とさ。



ではでは👋