11月29日のことです。
またまた話しは去年に戻って秋のお写んぽ洛旅の3日目。
始発の地下鉄に飛び乗って最初に向かったのは。
こちら💨
サブタイトルにも書いている通り『嵐山・嵯峨野エリアでの最後の穴場スポット』と言われる、嵐山の喧騒が嘘のような場所でカメラガチ勢の密かな激写スポットとなっています。
護法堂弁財天の由緒
護法堂弁財天は、五山の送り火で鳥居形が点火される曼荼羅山(まんだらやま)の麓にある小さな神社。
山の中に静かに佇む無人のお社で、普通は観光で訪れるようなスポットではありません。
地元の人には『嵯峨の弁天さん』と呼ばれ大切に守られてきたのであろう神社で、その名が示すように弁財天をお祀りしているようですが由緒などの詳細は詳しくは分からない。
※ MKメディアより抜粋編集
まだ暗いホテルを出て地下鉄に乗り。
こちらで嵐電に乗り換えます。
嵐電の終点『嵐山駅』で降りて、すぐ近くにある京都バス『嵐山天龍寺前』バス停の手前にある豆腐料理で有名な西山艸堂(せいざんそうどう)の門脇の真っ赤な紅葉。もちろん色補正はしていません。
ということで『嵐山天龍寺前』からバスに乗って。
清滝街道から入り口へ
『護法堂弁天前』バス停で降ります。
事前調べでは早朝から…… というか早朝が故にカメラガチ勢が数人はいるとのことでしたが…… 果たして。
そのバス停前の道路の反対側に舗装されていない片側が竹林の道があります。案内看板は見当たりませんが電線が奥に向かっているので、この先に民家などがありそうです。
その道を奥に進むと紅葉と民家が見えてきます。
紅葉に近づくと左側に対の石燈籠があり、その先は上りの石段が伸びています。
なんだか猿や鹿や熊が出てきそうな感じの上り坂に足を踏み入れます。
大袈裟に聞こえるでしょうが『千と千尋の神隠し』よろしく、この石燈籠が異世界への境界線になっているような雰囲気があります。
何度もしつこく繰り返しますが、実際の肉眼では写真よりもまだ薄暗いのです。
石標
石燈籠のすぐ奥には『弁戝天道』と掘られた石標があります。
鳥居と扁額
石標を通り過ぎると石段が急になり。
『天女』という扁額が掲げられた鳥居が。
ちなみにバス停からここまでは僕の足で歩いて3分もかからないです。
本殿
そして本殿ド〜〜ン‼️
こちらも樹上の紅葉は、ご覧の通り見頃なのですが、やはり散り紅葉には1週間ほど早かったようです。
散り紅葉の時は狛犬に挟まれた本殿に上がる石段の全面と、↑の写真の画面右奥から手前に伸びる道の全面が紅葉の絨毯になります。
↑ネットの拾い画像で恐縮ですが、行く時期がドンピシャなら、このような感じです。
朝イチは特に人や車が通らないので、このような風景を見ることができます。
あ?
ん!
それにしてもオレンジや赤の紅葉が綺麗です。
このくらいで、ようやく朝陽が当たり始めています。
本殿の屋根の上のあたりは、まだ青モミジが目立ちます。石段には散り紅葉が少しだけ。
全体的にガツンと色づいた紅葉はもちろんですが、このようにグラデーションになっている紅葉も、これはこれで綺麗なものです✨
蹲踞(つくばい)
つくばいにも散り紅葉が。
ちなみにこれは、いかにもな感じにモミジを配置したようにも見えますが、ここは池のように水が溜まったところに飛び石になっていて、僕の覚束ない足では手が届きません。先行者の方がいたのなら話しは別ですが😅
とまぁ名残惜しいですが、それがしは先を急ぐ身。
朝陽を浴びて綺麗な紅葉を何枚かパシャッて✨
弁天様を後にします。
ちなみに、ここ護法堂弁財天では来てから帰るまでに誰とも会わなく、前日までの人混みの洗礼から解放されて心おきなく楽しめました。とさ。
ではでは👋