11月29日のことです。
時系列は遡りますが、嵯峨小倉陵の参道を引き返して愛宕街道を北上します。
↑の写真に電柱が映っていますが電柱を伝う電線は、ここで途切れて北へと向かっている道が左にカーブします。
そして、この少し手前くらいから嵯峨鳥居本伝統的建造物群保存地区になります。
嵯峨鳥居本地区
嵯峨鳥居本(さがとりいもと)は、京都市右京区の地区名。古くは「化野(あだしの)」と呼ばれ、京の人々の埋葬の地であった。現在の町並みは愛宕神社の門前町として発展したもので、化野念仏寺を境に瓦屋根の町家風民家が並ぶ下地区と茅葺きの農家が多い上地区と二つの風景が共存する。1979年に国の重要伝統的建造物群保存地区として選定された。
※ Wikipediaより抜粋
昨年行った木曽路の奈良井宿も伝統的建造物群保存地区でしたね。
下地区の風景
先ほどのカーブした辺りから前回紹介した化野念仏寺の入り口までが下地区と呼ばれていて、瓦屋根の街並みが続きます。
やはり雰囲気があって、ゆったりとした時間が流れます。
そして更に街道筋を進むと。
竹製品や丹波陶磁器などを扱う。
あだしの井和井や。
繭人形専門店のあだしのまゆ村などの侘びた風情のお店があります。
化野念仏寺入り口
化野念仏寺の入り口の寺号標が。
今まで歩いてきた下地区は、ここでお終いです。
上地区の風景
そして、ここからが時系列に戻って。
上地区になります。
このようなところを通り過ぎると。
いよいよ上地区の特徴である。
茅葺き屋根の建物が。
こちらは京料理専門店の『鮎の宿つたや』さん。
こちらも風情がある建物です。
そして、その先には。
愛宕神社の『一之鳥居』
愛宕神社の一の鳥居⛩️
覆い被さるような紅葉と鳥居の朱色がまたいい感じです♪
反対側からもパシャリ✨
そして写真の右側に見えている。
鮎茶屋 平野屋
ここがSNSや雑誌などでもよく取り上げられる、一の鳥居と共に嵯峨鳥居本のシンボルのような存在である『鮎茶屋平野屋』さん
萬屋錦之介さんと美空ひばりさんがデートをした、お気に入りのお店なのだとか。
入り口近くをパシャリ✨
こちらもやっぱり雰囲気バッチリです👍
店前から北方向の紅葉をパシャリ✨
ちなみに写真では誰もいないように見えますが、店前の緋毛繊が敷かれた縁台にも気温が高くなってきているので腰掛けてお茶と甘味を楽しむ人がいましたが、少し粘って人がいなくなったタイミングを狙ってパシャッています。
右側の愛宕街道を平野屋さんから100メートルほと歩いてきましたが、左側の清滝鳥居本線に上れる階段が見当たらないので諦めて法面を『よっこらしょ』よじ登った写真です😅
ということで、ここからバス停に向かって南下します。
すると1段高い清滝鳥居本線から先ほどの平野屋さんが見下ろせます。
写真のように縁台には愛宕街道を歩いた足を休める方が見えています。
紅葉はやはり1週間くらい早いかなという感じです。
少し先に階段があるのを発見。
この階段を見落としていなかったら、先ほどの愛宕街道から清滝鳥居本線へは、あの法面をよじ登らなくて済んだのに😅
ちなみに昼前の二尊院のアップダウンと先程の法面のよじ登りで、この時点で足が完全にぶっ壊れてしまってフラフラ状態になっています(笑)
ではでは👋