2022年12月15日のことです。


ホテルの近くで久々の鰻を食べた後に向かったのは。

西芳寺(苔寺)華厳寺(鈴虫寺)ではなく、こちらへ💨

こちら竹の寺の愛称で親しまれている地蔵院は、南北朝時代に足利義満に仕えた武将・細川頼之により創建されました。

こちらも紅葉のピーク時後半には、この総門への道が散り紅葉に埋め尽くされて物凄く綺麗なのですが、さすがにその時期も過ぎて散り紅葉は掃き清められていました。

総門を潜ります。総門の屋根の上には色が燻んではいますが散り紅葉が🍁

竹の寺と呼ばれるだけあり立派な竹林があります。

方丈へと続く道。

苔もびっしりと。新緑の季節は更に綺麗でしょうね。

地蔵堂。

お地蔵さんも、そこここに。

庭園に入ります。

十六羅漢とありますが。

十六羅漢と言っても羅漢像がある訳ではなく庭園に置かれている石を羅漢に見立てているそうです。


そして、この地蔵院にまつわる話しがもうひとつありまして。

それは、とんちで知られる一休さん(一休宗純禅師)が6歳までの幼少期をこちらで過ごしたという所縁があるそうです。

一休さんの母親は北朝の後小松天皇の寵愛を受けて身籠りますが、母親は南朝の高官の血筋だった為に『帝の御命を狙っている』との中傷が起こり御所を去ることになります。そして細川頼之の奥方の縁を頼って地蔵院に隠遁することになります。

一休さんは6歳で安国寺に入門するのですが、それまでの期間、この地蔵院で過ごします。

ちなみに幼名千菊丸の一休さんが母親と過ごせたのは地蔵院での6年間のみだったようです。

ここも紅葉のピーク時は綺麗なのでしょうね。

庭園に隠れ地蔵が!

こういうイラストチックなのはちょっと……

ということで退散しましょうかね。

かろうじて💦 これが地蔵院の最後の紅葉のようです。

また新緑か紅葉のベストな時期に来たいなと思いつつ、次の目的地に向かいました。とさ。



ではでは👋


【住所】

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