天気予報で今日は雪が降る、それも確実に降るうえに大雪になる可能性があるとのことで、仕事に出かけようかという時間には既に舞い降りていた。午前中は曇りのはずじゃなかったの?と思わず狼狽。冬のマイカー通勤だからスタッドレスタイヤは履いているものの、ノーマルタイヤ車に追突された記憶がよみがえる。既に仕事を頑張る気は毛頭ないし、私が行かなくても困る訳ではないので上長に連絡したらあっさり当日休暇の許可がおりた。

 

埼玉県北部の大雪では2014年の同じく2月が思い出される。あれは関東平野としてはとんでもない大雪で、片足の駐車ポートは軒並み雪の重さでへし折れては、家の壁だのマイカーのルーフだのに覆いかぶさっている光景がみられたものだった。今日はそこまでにはならないにしても、お昼くらいの段階で周囲は一面の雪景色。しかし降らなければあり得ない美点があるもので、庭に咲いた終わりかけの蝋梅が雪結晶に映えて美しい

 

 

Princeが亡くなった時によくかかっていたせいか、雪が降るとPrince and The RevolutionのSometimes It Snows in Aprilが脳内に聞こえてくることが多くなりました。雪の日は寒くてひと気がなく、空からの緩やかな落下速度に時が止まったような瞬間があり、この楽曲の静逸さがそうした心象風景にも似合うからでしょうか。そんな気がします。