少し前の事ですが、某ホームセンターへ買い物に出かけたとき、居並ぶガシャポンの列にリュウグウノツカイの絵が見えたのです。リュウグウノツカイに魅せられて近づいて観れば、残っているのは明らかに最後の1個。300円でしたし、狙いでないのもそう悪くないのでやってみることにしました。

 

開けてみると残り物には福があるとばかりにリュウグウノツカイが入っておりました。ばらばらになっている身体をジョイントで繋ぐと写真の通り。部品数の都合で滑らかとはいかないものの、ジョイント部を軸にくねらせたポーズも可能です。

 

 

ネット情報によればリュウグウノツカイはアカマンボウの近縁とのこと。アカマンボウとは言ってもいわゆるマンボウとは近くないようです。私は国立科学博物館かどこかでホルマリン漬けの生態標本を見たことがあるだけなので本当かどうか定かではありませんが、その手の漁師さんの間では極めて珍しい魚でもないらしいですね。網にかかっても崩れ易く、また天災を連想させることから漁師さんにとっても忌避の対象ということで、積極的に食べられる魚ではないそうです。食べられないことはないとのことですが、絶対その機会に出くわすことはないでしょうね。