(昨日に引き続き神奈川小田原城址公園の桜。城の壕一面に列を成しています。)
今回は前回からの続き、滞納の実例、ケース2です。
約20年前に父親所有の小規模なアパートで発生した滞納です。
この話には「胸糞話」がありますので、イヤな方はスルーでどうぞ。
不動産賃貸業ではこういうリスクがあるという「症例」の紹介です。
なお、かなり端折った状態で書いています。
実際はもっと様々な話とか行動したこととかあるんだけどね。
1.前回のあらすじ
前回は、保証人としての義務を果たさない娘に対し、
具体的な請求をするための行動に移るところまででした。
そして、相手方に対して書面を送達するには
一手間掛ける所までお話ししました。
1.相手にプレッシャーを掛ける一手間
当方が滞納者に対して督促状を送達する場合には、
霞ヶ関にある東京高裁まで足を運んでいました。
目的は、東京高裁内の郵便局の消印が必要だから。
内容証明の無機的なそれっぽい書面と共に東京高裁の消印。
それに気付けばですが、
それで当方の本気度を知らしめます。
「訴えるぞ」という文面と東京高裁の消印。
それだけで、相手方に知識がなければ最強のコンボとなるワケです。
東京高等裁判所内郵便局 (東京都)
1.引っ張り出すことに成功
大抵の場合、その時点までで相手方は心が折れます。
娘も例に洩れず、漸く話し合いの場に出てきました。
しかし、話合いの場を設けたものの、やはり埒があきません。
だけでなく、一発目からかまして下さいましたよ。
手ぶらで来るわ、謝罪の言葉はないわ、
カネがないと仰るのに(次回談)車で来るわ…
初回から莫迦さ加減と舐めた態度が大爆発。
当方の「過剰な丁寧語」が始まるに到ったのです。
具体的な話合いの内容は次回に送ります。
続きはまた次回。
今回もお付き合い、ありがとうございました。