(白いサルスベリと晩夏の空。だいぶ季節が進みましたね。)
今回も前回に続き、「管理会社」についてお話しします。
管理会社は、不動産賃貸業を遂行する場合には切っても切れない関係です。
ほぼすべてを代行してくれますから、副業でやる場合には必須の存在です。
では、その管理会社。一体何をしてくれるのでしょうか。
不動産賃貸ではどのような位置関係となるのでしょうか。
では、今回分、以下どうぞ。
1.管理会社は「人」次第
管理会社は24時間体制で休みなしの対応を取るだけでなく、
あらゆる人種に対応する特殊な業界です。
何かしらマニュアル化された事柄があるかといえばそうでもなく、
各担当者の知識と経験、やる気頼みの部分があることは否めません。
当方の経験からすれば、「佳き人に当たれば最高の世界」ですが、
「そうでなければ最悪の世界」にもなりうる世界だと思っています。
「佳き人」は当たり前のことをしっかりとやってくれる人、
「そうでない人」は適当でトラブルの中心にすらなる人、
両極端を示しましたが、
そんな感じで捉えるとよいかも知れません。
管理会社は、どんなにネームバリューがあったとしても、
一定以上の確率で地雷と出会うことがあるように思います。
従って、各担当者の意識の問題だけでなく、
オーナーの向き合い方や適宜の監視も必要だと思います。
1.当方からみて好みの管理会社
当方からみた場合の好みの管理会社は、
古くからその地域に根ざして仕事をしているところ。
基本的に信用第一でやっているからこそ今現在の姿があり、
比較的親身で個別の対応を取ってくれます。
また、販売系も手掛け、建築部門を抱えているような管理会社だと、
基本は自社内で処理できることから、修繕の際に余分なマージンを取りません。
一方、チェーン系はレベルが千差万別。
大きくなると「横の連携すら…」というところもあります。
いつまで経っても処理してくれない事柄が発生したり、
面倒なことは対応しない、引継ぎすら満足でないこともあるのです。
一方で、管理会社は不動産賃貸業の客付けとセットであることが殆どですから、
そちらに力があるかどうかも併せて考える必要があります。
幾ら要望に応えてくれる管理会社でも、
客付けに弱ければ、そもそもの家賃が入ってきません。
逆に、ある程度コスト高の管理会社でも、
客付けが強ければ、ほぼ満室で経営することが可能です。ロスがありません。
その他、担当できる地域の問題もありますから、
佳き管理会社と出会っても、地域外では無理も発生します。
そうした様々な条件と照らし合わせ、新規の管理会社と出合い、旧き悪きは捨て、
関わりを持つ中で経験値が蓄積すれば、ある程度の見立てはできるようになります。
この辺りの話は山ほどありますので、
今後紹介できる範囲内でアップしますね。
続きはまた次回。
今回もお付き合い、ありがとうございました。