(東北新幹線から見た山並み。高原山か?形が似ていてよくワカンネ。)
今回も前回に続き、「管理会社」についてお話しします。
管理会社は、不動産賃貸業を遂行する場合には切っても切れない関係です。
ほぼすべてを代行してくれますから、副業でやる場合には必須の存在です。
では、その管理会社。一体何をしてくれるのでしょうか。
不動産賃貸ではどのような位置関係となるのでしょうか。
では、今回分、以下どうぞ。
1.家賃管理
管理会社が定める管理契約。
基本的なメニューの第一は家賃の入金管理です。
各物件の入居者からまず管理会社宛に家賃を振り込ませ、
各月の決まった日に、集めた家賃をオーナー宛に送金します。
同時に、家賃の入金状況を示す一覧表をオーナー宛に送付し、
その他の項目も含めて状況を報告します。
1.滞納等に係る督促
もし入居者に滞納が発生すれば、管理会社から該当者宛督促をしてくれます。
基本的にこの段階ではオーナーが出張る必要はありません。
ただ、督促に応じない場合には、管理会社の手を離れます。
家賃保証契約を付けている場合には保証会社に引継ぎ、
ない場合にはオーナーが引き継ぎます。
保証会社に引き継がれた場合には、オーナーが出張る必要はありません。
保証会社が追い出し等の作業を引き受けてくれます。
一方、オーナーが引き継いだ場合には、すべてオーナーの判断で進めます。
自ら督促を掛けたり、専門家に別途依頼する等します。
1.滞納回避のために保証会社の利用を
いずれどこかでお話ししますが、
滞納には最大限の注意を払い、回避に努めて下さい。
もし発生してしまうと税金の支払やローン返済に影響するだけでなく、
大量の時間を浪費し、精神が削られます。
それを回避するために家賃の保証会社を利用して下さい。
基本的にオーナーの手間は殆ど発生しません。
また、費用は通常入居者負担ですし、
入居時に審査があるため、低質な入居者を弾くことも可能です。
この辺りは管理会社を選定する際に確認して下さい。
1.家賃管理に係る費用
家賃管理に関する費用は、5%という数字をよく聞きます。
この数字が恐らく全国平均なのだと推測します。
ただ、管理会社相互の競争関係もあり、
必ずしも5%であるとは限りません。
以下に当方のケースを紹介します。
A社…5%オンリー
B社…4%が原則。管理メニューで2%台後半からある
また、この費用で明日以後述べる手間も担ってくれます。
従って、家賃単独のコストではない旨、頭の片隅に置いておいて下さい。
続きはまた次回。
今回もお付き合い、ありがとうございました。