(神奈川県三浦半島から城ヶ島大橋を望む。遠方の大型船はマグロの遠洋漁船。)

 

 

不動産投資が不労所得を生むものであるという話を聞いたことがあるでしょう。

しかし、それは本当のことなのでしょうか。

 

ある人はそうだと言い、別の人はそうでないと言う。

多くの方々のブログを見てそう思ったことはありませんか?

 

本シリーズでは、その辺りの話をしようと思います。

では、今回分、以下どうぞ。

 

 

1.不労所得とは何?

 

細かい話をする前に、まずは不労所得そのものにつき定義づけをします。

そうしないと話がブレているのか合っているのか判りませんからね。

 

また、単に不労所得=放置くらいの概念で語ってしまうと、

程度の低い話で結論が出ずに終わってしまいます。

 

では、勿体付けるワケではありませんが、

まずは皆さんが不労所得はどのように定義したらよいか考えて下さい。

 

当方の考えるパターンには3つの要素があり、

それを全て満たすと完全な不労所得となるのですが。

 

幾つか被るものが出てくるでしょうか。

 

 

1.不労所得の3要素

 

では、当方が考える不労所得の3要素を書き出します。

以下をご確認下さい。

 

(1) 定時定額でプラスのキャッシュフローを生み出すもの。

(2) 労働力の投入がミニマムであること。

(3) 元本を毀損(きそん)しないこと。

 

では、各パーツにつきワンポイントずつお話しします。

 

 

1.定時定額でプラスのキャッシュフローを生み出すもの

 

これを不動産投資に当てはめれば、家賃が該当しますよね。

部屋が埋まれば、毎月決まった時期に決まった額が入るのですから。

 

これに対し、例えば株の配当金は、配当時期は決まっているものの、

配当額は会社の業績次第ですから一定していません。

 

従って、不労所得の要件は簡単に外れてしまうワケです。

 

また、不動産投資でも、しっかりと管理をしない限り、

物件は簡単に空室だらけになってしまいます。

 

そうなれば、不労所得ではなくなってしまう、

そのようなリスクを抱えています。

 

従って「物件を持っていること=不労所得の発生」とはならないこと、

その勘違いに充分な注意が必要です。

 

 

 

続きはまた次回。

今回もお付き合い、ありがとうございました。