(畑からマンション用地への転用。合間に咲き乱れていた菜の花。)
今回も前回に続き、これから不動産投資を始める方、或いは始めようと考えている方向けのお話しです。
今回は、不動産投資と人の和との関係をお話しします。
では、本日分、以下どうぞ。
1.不動産は人の和なくして成り立たない
不動産投資は人の和なくして成立しません。
自分だけでは何ともなりませんし、何もできません。
よい物件を確実に引き当てる場合、納得の行く価格で売却する場合には、
佳き仲介業者と出会い、力を引き出す必要があります。
また、ダメな管理会社に当たれば放置されて入居率が落ちますし、
放置すれば朽ち果てますし、ボッタクリの被害に遭うことも。
どのような場合でも、不動産には佳き協力者が欠かせないのです。
1.不労所得=放置することだと勘違いする人
当方が今まで出会った大家の中でこういう方がおられました。
「多額のローンを組んで買ったが入居率は60%だ」という方。
実際、その入居率ではローンの支払いができないため、
持ち出しになっていることも知りました。
せっかく購入した物件でも、
大家の努力が欠如していればこのとおりです。
恐らくですが、建物の管理や修繕、清掃をしっかりやっていないとか、
管理会社との意思疎通が疎か、設定家賃が間違っている…
考えられる問題点は様々ありますが、
そもそもはその状態で放置している大家自身に問題があるのです。
物件は購入時だけでなく、購入後も関わって行くことが必要です。
取得後の賃貸期間は「賃貸業」という商売をするのですから。
不労所得の意味をしっかりと学びもせず、
買うことだけが不動産投資だと勘違いし、
本来得られるはずだった家賃を手に入れられず、
本来支払わなくてよかったコストを支払い続ける。
これでは人生を棒に振ったも同然です。
この大家は、賃貸業の原点に戻り、
人の和を構築し、協力を仰がないかぎり自腹が続くでしょう。
ヘタをすれば自分の貯蓄を食い潰し、物件を手放すに至るかも。
果たしてローンの精算時に自腹なしで行けるでしょうか…
1.当方の場合
当方の場合には、通年の入居率は97%を割ったことがありません。
一時期を除き、空室である期間はどんどん短くなっています。
令和3年は、不動産投資を開始して以来15年目でしたが、
家賃収入はMAXを記録しました。
しかも、家賃相場がよい方向に向かっていることも知りましたので、
ここ3年くらいは入居者の入替時に家賃アップも果たせました。
中古不動産で程々以上の年限が経過しているにも拘わらず、
このような状態に至っているのは人の和を構築できているからです。
そして、関係各処の皆様に協力を仰げているからです。
それなしにはここまで到達することはできません。
この辺りの話はまた機会を改めてお伝えしたいと思います。
続きはまた次回。
今回もお付き合い、ありがとうございました。