(神奈川曽我梅林の垂れ梅。土地に余裕のある物件のアプローチに植えたいものです)

 

 

今回も前回に続き、これから不動産投資を始める方、或いは始めようと考えている方向けのお話しです。

 

今回は、物件価格の高騰とそれに伴う影響諸々をお話しします。

 

では、本日分、以下どうぞ。

 

 

1.ここ15年の間に起こった物件価格の高騰

 

不動産価格は、バブル以後ずっと低迷を続けていました。

 

バブルの後遺症、例えば融資の総量規制が効きすぎたことだけでなく、

もっと下がるのではないかという恐怖感もあったのだろうと思います。

 

収益不動産も例外ではなく、

ほぼ誰も見向きもしない状態に近かったと思います。

 

ところが一転、そんな中で投資を始めた人たちが世の中に知られ始め、

再び人気が出始め、やがてミニバブルへと舵を切り始めたのです。

 

そんなとき、多くの方、特にバブルを経験して痛い目に遭った人々は、

そんな状態は一過性のものであり、また下がるだろうと考えていたようです。

 

しかし、物件価格は下がるどころか騰がり続けて今に至ります。

新規融資が絞られ、事実上バブル直後と似たような状況になったのに。

 

 

1.大きな利上げが起こらない限り現状は変わらない

 

新規融資の途が絶たれたとはいえ、

既存のオーナーたちは低利融資の恩恵に浴し続けています。

 

諸事情で欧米の金利が上げられたものの、

日本の金利はほぼゼロ金利を継続しています。

 

従って、持ち続けていてもダメージは殆どなく、

売却を絡めたアクションさえしなければ現状維持が可能です。

 

恐らく、日本で大幅な利上げが起こらない限り、

物件価格が下がることはないのではないでしょうか。

 

…次回は、物件価格がどの程度騰がったのか、数字を踏まえてお話しします。

 

 

 

続きはまた次回。

今回もお付き合い、ありがとうございました。