(金閣を間近で。1階部分は池側からみると仏像が鎮座しているのでした。義満公らしいよ。)

 

 

今日は、昨日記載されていた産経ニュースの記事について。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170403-00000047-san-bus_all

 

リンク切れになっていたらスミマセン。
要約すれば、アパートローンの規制の可能性があるということ。

 

こういうニュースが出ると、ハウスメーカーでも、またブログの類いでも、
「急げ!」の声が多数を占めるようになるのですが、落ち着いて一呼吸するように。

 

経済は波ですから、
必ず、また融資を受けやすい環境がやってくると思います。

 

当方が大人になってからも、
バブルの時期があり、ミニバブルの時期が2回あり、ですから。

 

それぞれのバブル後、数年~十年程度のうちに、
また銀行がバンバン貸し出すようになっています。

 

当然、その時の賃貸環境は変わっているでしょう。
今よりよいか悪いかは解りません。

 

少なくも、人口減少や、人口の都市偏在は進み、
昭和バブルの頃に建てられた物件の何割以上かは取り壊され、
物件数は横ばいか、今より減少していると思います。

 

この場合、確実に云えることは、
脆弱な基盤しか持っていないプレイヤーたちは淘汰されているということです。

 

何も今、彼らの仲間に入る必要はない、
つまり、焦って高騰した物件に手を出し、
融資条件のハードルが低い金融機関(注)の世話になる必要はないと思うのです。

 

不動産投資は人生の大半を費やし、千万億単位を切り回す商売。
しかも成果がでるのに何年もかかるものです。

 

次の波が来るまでに、充分な勉強、実地検分を重ね、
必要な頭金を貯めておきましょう。

 

(注)こういうことです…


普通だったら融資してもらえない(=回せない)物件に手を出す可能性があり、
かつ、高金利で融資を受ける(早期に返せなくなる)ということです。
つまり、早い時期にドボンの可能性があるということですね。

 

 

最後はいつも同じメッセージ。


「精神的自由」やら「経済的自由」なんて心地よい言葉に浮かれると、
デンジャラスな人生を送ることになるかも知れません。


焦りは禁物ね。
大丈夫。不動産は逃げませんから。