(海と親子…晩夏の富津にて。一瞬を慌てて撮ったから画面が右下がりです。ご愛敬。)
さてさて、今日も昨日の続きをお話ししますね。
今回はお話しがあっち行きこっち行きしていますが、ご容赦を。
ここまでのお話しの要点をざっとまとめると、
・大地震で排水が悪くなったとのクレーム
・工事期間中の居住等に関してもクレーム
が、うんたらかんたら…でした。
日曜日からの続きですので、
必要であればご一読下さい。
1.おいおいおい、こういうのって…
お話しを戻しますね。
昨日の以下のセンテンスの続きです。
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さて、工事が終わりましたよ。
元の部屋へお戻り下さいませ。となるはずが…
またまたゴネ始めたようです。
かの賃借人が。
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またまた管理会社からの報告。
管理会社はダメだと解っていても、
職務上必ずオーナーへの報告義務があります。
賃借人からのメッセージがきました。今回は電話で。
どんな内容でしょうか。
管理会社:以下「管」
「賃借人からのメッセージをお伝えします。」
当方:以下「当」
「はい。どのような。」
管:「実はですね、申し上げにくいんですが、かの方が仰るにはですね。」
当:「はい。」
管:「今いる部屋(仮部屋)に住まわせろとのことでして。」
当:「はい。えっ?あっはいはい。えっ?えっ?それで?」
管:「工事が入った部屋より月額で×万円負けろと云っています。」
当:「は?」
管:「へ?」
当:「えっ?」
管:「だ、だからですね、い、今より好条件で部屋をチェンジしろってことらしいです。」
当:「えっ?」
管:「え、えぇっと…(沈黙)…」
当:「もう一回要点をお願いします。…」
仮部屋はですね、実は3LDKで80㎡半ばの大きさなんですよ。
工事が入った部屋はね、2LDKで60㎡前半。
あんだって?募集賃料より3万近く下で要求してんじゃんよ。
何かオレ悪いコトした?
当:「…で、何でその部屋にするんでしょうか?で、何で賃料下げるんでしょうか?」
管:「どうやら今回の件で被った被害がどうとかこうとからしいです。」
「オーナーからお詫びの代わりとしてこれで納得するというような」
当:「怒っていませんから一般論で教えて頂きたいのですが。」
管:「はい。」
当:「今回天災に連動した事象ですが」
管:「はい。」
当:「原状回復以外で今回のようにこちらが遜る(へりくだる)ようなことってあるんですか?」
管:「ないです。」
「物件管理に瑕疵があるなどであれば話は別ですが、今回は突発的なことですから。」
当:「じゃぁ何で被害者「様」なんでしょうかね?」
管:「さあ…100%気持ちは解らないでもないんですが、最終的な部分でこちらも理解不能
でして…」
ということで、本件拒否の旨を伝えてもらうと同時に、
新しい部屋に住みたいのなら、通常どおり退去や新規契約の手続き、
精算や支払い、募集賃料が必要である旨を併せて伝えてもらい、
元の部屋へ「戻って頂いた」のでした。
これ、相手は完全に「一方的な被害者」「お客様」でつけあがってますよね。
こちらも快適に居住してもらうために必要な義務があることは当然あると考えます。
が、手抜きがあった訳でもなく、
相手の要求も度を超していることは明らかです。
ある程度のことは別の物件でもありましたが、
これほどあからさまなのはここが初めてです。
1.賃借人からの要求
この他にも賃借人からの要求はエスカレートします。
同時並行だげどね、こんなことも云っていたんですよ。
どういうことかというと、現行の家賃を無料にしろとのこと。
少なくも、1年はそうしろと。
この部屋は、さる証券会社が社宅として賃借していたものであり、
家賃はその証券会社から当方宛直接振り込まれていました。
賃借人の要求は、その振り込まれた家賃を、
会社にではなく、直接自分宛に送金しろと云うことなのです。
これね、完全に会社のカネをポッケナイナイしようとしているよね。
その他、「被害を蒙った」期間の家賃もタダにしろ、払い戻せと。
これも同様の方法でカネを廻せ、このように云っていたようです。
今もってこれを書いていても「×意」が湧く内容です。
マジで。いやわりとマジで。こんな要求当然拒否しましたよ。
1.諦めの悪いヤツでした
その後、またまた管理会社から報告。
まだ賃借人が何か云ってるんだと。何なのよ?
賃借人は部屋のチェンジが拒否され、賃料下げも拒否され、
それでも何かこちらから引き出したかったんでしょう。
次は契約しているマンション内駐車場代を1年間タダにせいと。
こう云っているというのです。
これもね…普段だったら絶対拒否なのよ。
当方「お互い様」は大好きだけど「お客様」は大っ嫌いなの。
カネ払っていれば何云ってもいいっての、大っ嫌いなの。
「そんなの客じゃネェよ。けぇれけぇれ!」
普段なら塩振りまいて追っ払うところだよ。
でもね、やっぱり父親のこと何か引きずってたんだですね。
だけじゃなく、昨日の文末辺りで云ってたことをやってしまったんですよ。
「相手の云ってることに反応しているだけ」って状態。
しかも、高いハードル(家賃タダ)から低いハードル(駐車場タダ)への流れでしたから、
錯覚というか、錯誤というか、安いならいいじゃん?と誤認してしまったんです。
で、ここまでで「もうこれ以上」と考えましたから、
最終的な話として相手(相手とは社宅契約をした勤務先)と書面を交わすことにしましたが、
こりゃまたね…という会社でしたよ。
1.ポッケナイナイの件について
本件、前述のフリーレントや家賃タダの件につき、
まずは管理会社より賃借人の勤務先宛報告を上げてもらいました。
が、何と、この会社はそのようなやり方を是認したそうで、
まあ何とも溜息交じりの流れに。
ここね、毎朝TV TOKYOの朝の経済番組でCM流しているあの会社ですよ。
中堅どこ下位の証券会社。一とか二とか三とかの漢数字が社名に入るとこ。
これを受け、当方「ああ、そんな程度の会社なのね」というのが感想。
まるで一昔前の「株屋」のイメージ(悪人、博徒)そのままじゃんか。
改めてマンション敷地内の駐車場の値下げを1年間実施するよう、
従業員の要求を伝えてくる始末。
管理会社の報告だと、
相手の担当者も面倒くさそうに対応してたって。
要するに「そうしてやってくれないか」「さっさと終わらせてくれ」と。
やっぱり儲かってないとか、
他の会社と比較して株の取引量も圧倒的に少ないとか、
以前から評判は聞いていましたが、
そうであることの原因は、
やっぱりこんなことの積み上げなんですね。
多分内部統制とれていない会社だから、
上へは伝わっていないでしょうね。
う~んなんつったらいいかな。
…やっぱり長くなってますね。スミマセン。
続きは明日に送りますので、引き続きお付き合い下さい。
最後はいつも同じメッセージ。
「精神的自由」やら「経済的自由」なんて心地よい言葉に浮かれると、
デンジャラスな人生を送ることになるかも知れません。
焦りは禁物ね。
大丈夫。不動産は逃げませんから。
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得るものがあったような、なかったような、微妙な本。よくわかんなかった。
時としてベストセラー棚にある本でも、こういうものは存在します。
「無料」という言葉尻だけに飛びつくとね、
これは自分のやっていることを投げているのと一緒だから、時間や労力、資源(金銭)だけでなく、ヘタしたら自分を否定しているのと同じだよ?
金持ち父さんは「アイデア」を「ビジネス」にできない人はあまりに多く、その要因は…何て云ってたんだっけ?思い出してみるとそこに正解が書いてあるよ。