①毎月、安定収入が得られる
入居者が確保できれば、その入居者が退去するまでの間、賃料収入により安定した収入が見込めます。
賃料収入は、短期間に大幅に変動することはまれで、比較的安定しています。
賃料収入の他、不動産投資では、場合によっては地価の値上がりによって売却益が得られるチャンスがあります。
②少ない自己資金でも大きな収益(レバレッジ効果)
不動産投資では、投資する不動産およびそこから得られる収益を担保にお金を借りることで、レバレッジ効果が期待できます。
レバレッジ効果とは、借入などにより資金を調達することで、自己資金だけで投資を行なった場合よりもはるかに大きなリターンが期待できる効果のことをいいます。
例えば、自己資金100万円、借入900万円、投資利回り10%のケースを考えてみます。(簡略化のため、借入利子等の諸費用は考慮外とします。)
まず、借入をいっさいせず、自己資金100万円のみを投資した場合、この投資のリターンは10万円(=100万円×10%)となります。
一方、借入900万円、自己資金100万円、合計1,000万円を投資した場合、この投資のリターンは100万円(=1,000万円×10%)となります。
このように借入をすることにより、自己資金のみで投資をした場合よりも90万円(=100万円-10万円)リターンが増加しています。
これがレバレッジ効果です。
これにより、自己資金が少ない方でも、大きなリターンを得ることが可能です。
③税金が安くなる(節税効果)
不動産投資は、所得税、相続税において節税効果が期待できます。
ここでは、サラリーマンの方に関係の深い所得税を取り上げます。
所得税上、不動産投資から得られる所得は、給与所得とは別の不動産所得という扱いになります。
そして、仮に不動産所得が赤字であった場合、給与所得の黒字と相殺をすることで、その分の税金を少なくすることが可能です。
しかも、赤字といっても、実際には現金支出のない建物等の減価償却費という経費を計上することができるので、自分の手元には現金が残ります。
現金収入が得られる一方、節税効果により税金の額を低くすることができるのです。
このように、不動産投資は自己資金だけでは実現できない大きな収入を、安定して得ることができるというところにメリットがあります。
これは、株式投資等の他の投資対象では得られないメリットです。