何年も練習し続けている練習曲。
ブログでもたびたび書いてきたが、いまだにちゃんと弾けていない。
いつになったら老師のように美しく、正しく弾けるのだろうか。
十一種換弦にいたっては、練習のたび歯を食いしばるので顎がつかれる。
30分も弾いていると指先が腫れる。
でも、こんなのは易しい方らしいから、痛いなんて言ってはいられない。
私の身体がこんなでなけれは、本当の練習に入れるはずだったのだから。
泣き出したくなるほどの練習とは一体どんなものなのだろう。
そう言えば以前いた教室では、中国人の男の子は毎回先生に泣かされていた。
いつも泣きながら教室から飛び出してきたっけ。
私達大人には優しい先生だったけど、やはり子供には本気で厳しく教えていたのだな。
本気の厳しいレッスン。 一度は体験してみたかったな。
そうは言っても、身体が変えられないのだからしかたない。
今は目の前にあるこの練習を続けるだけだ。
十一種をやってから曲を弾くと換弦がスムーズになるのも事実。 無駄ではない。
朝も昼休みも基礎練習。
生涯基礎練習。
私の二胡はそれでいい。