美しい音 | 徒然にんにん 二胡と歩む日々

徒然にんにん 二胡と歩む日々

会計事務所勤務。 夜と週末は二胡講師になります。相対音感育成会主宰。アンサンブル アマービレ代表。ミュージックセラピスト。

今日は仕事帰り、玉琴楼に寄ってきた。
それで今頃やっと夕飯の支度ができた~(⌒-⌒; ) もっとも夫の帰宅はいつも11時過ぎだから間に合うのだけど。

明日の出張レッスンの支度もしなくてはならないが、まず一休み、じゃなくて今日のことを書いておこう。

玉琴楼で生徒さん達に頼まれた二胡の備品を調達。
その後これから入荷する二胡の画像を見せてもらい説明を受ける。
まだ詳しくは書けないが、プロの演奏家が好んで使う、無理なく音を出せるタイプらしい。試しに数台入れるとのことだ。
次に、今後玉琴楼の売りにする「二胡の弓毛の付け替え」を見せてもらった。これにより手に馴染み、気に入った弓を処分せずに済むわけだ。
弓毛の質も選べるし、バイオリン用の高級弓毛も使用可能らしい。
目の前であざやかに弓毛を取り付けらる老師に目が釘付けだった。

そんな私に「二重奏やろうか」と声をかけるやすぐに二胡を手渡してきた。
久しぶりの二重奏。やはり楽しい。
ただ注意点が一つ。
以前記事にも書いたことだが、内弦外弦はそれぞれ意識して指の置き方を変えなければならい。
老師の耳は誤魔化せない。「今内弦だったのに外弦弾いてた(指を外弦に置いてた)ぞ」と言われるのだ。
極力意識しながら梁祝を弾いてみる。
「よくなったけど、今度は綺麗な音を探せ。指の形を変えながら、一番綺麗な音が出る形を探すんだ」

形を変えるとは弦にあたる指の面積を変えることだ。
外弦は少し多めになるように。
photo:01


内弦は少なめになるように。
photo:02



そして運弓。
親指命だが、私の親指は微妙な切り替えができない。
すると老師が麻痺した親指のかわりに、それと同じ効果を生む手の動きを考えてくれた。
すごい!これで少しはましな演奏になるかも。
美しい音を探す旅は果てしなく遠いけど、こうして老師が道を照らしてくれるから、恐れずくじけず進んでゆこう。

さ、明日の支度!



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