新年明けましておめでとう御座います。

本年も宜しくお願い奉り候。

 

本年も新年恒例の油引き直しの儀を行いまして候。

報告してなかったですけど実は去年また一振り増えまして…

愛用の脇差が菖蒲造り(短いものが多い)なので約38cmと刃長が短くてですね…

これまで散々短い短い身長に合ってないとディスられ続けてきたので

新たに約54cmの長脇差を入手しました。これでもうディスられんぞw

 

計十五振りとなりましたw

二十の大台が見えてきたなぁ…

 

しかし、刀のことで去年は色々ありましたな…

一昨年の腕の負傷によって予定外の現役復帰を果たした吉井清則。

で、腕も治ってきたしそろそろ片山一文字へ戻ろうかと思った矢先に…

また何処ぞ体育館で盛大に事故ったのか知らんけど

これまた無関係な我々にも飛び火して真剣の使用が槍玉に挙げられる。

…ということで引っ張り出してきました。面倒なことになる前に。

上から

居合刀1号 70.5cm
居合刀2号 74cm
真剣 備前吉井清則 76.7cm 直近で振ってた真剣
真剣 片山一文字勝道(?)77.3cm 本来のメインウェポン
居合刀3号 78cm

 

で、まずは居合刀2号を持って行ったんですが…

コイツが拵えは真剣と同じ様式なので振る分には問題ないのですが、刀身が模造刀なんですよ。

亜鉛合金のしょぼいヤツなんで、当時とは比べ物にならない程に腕を上げた今これを振ると…

刀身が撓む撓む…

刀身が撓んで剣線が走らんわバランスも劣悪だわで絶望する…

 

翌週、居合刀1号を持って行くが…

これは特殊合金の居合刀なのでまだマシなんだけど…

これがとにかく軽い。あまりにも軽いので真剣とのギャップがあり過ぎる。

正直なところあまり使いたくない。が、そうも言っていられないので…

で、やはり軽いので剣が走る走る…おもしろいくらいに走るw

しかし、これではあまりにも感覚が違い過ぎてダメだ。話にならん。

 

…ということは遂にあれの出番が来たか。

24年末に部屋の掃除してたら出てきた存在すらも忘れていた78cmの居合刀身を。

コイツが刀身しかなくてですね…

鞘は模造刀のが反りがピッタリ合ったのでこれを使おう。長さは合わんけど…

 

重ねが厚くハバキも全く合わないので

これだけあったものを(右・作業途中、本来は左のくらい厚かった)

 

削って削って削りまくって

ここまでペラペラにw

 

これでピッタリ。

使用した道具たち

このハバキ調整がとにかく大変だった…

 

鍔、切羽調整。

 

一番苦労するかと思った柄も案外簡単に削れて調整完了。

因みに柄は無いのでわざわざ居合刀用の新品を購入。

 

目釘穴も開けて

 

毎日仕事終わってからコツコツ調整してなんとか一週間で完成。

これが今回用意した居合刀3号。

刀長は片山一文字よりも僅かに長く、重さも遜色ない。

これなら違和感なく使えるだろうと思っていたが…

やはり居合刀は居合刀だった…

そもそもバランスが全然違うし、振った際の感覚そのものが全く別物。

折角苦労して作ったけけど二週で使用するのをやめました。

 

わかっちゃいたけど、やはり居合刀で真剣の代用は無理だ。

最終的に吉井清則の刃を落とし、生ぶ刃の状態にして振ることにしました。

で、これがですね…

一見すると反りがほとんど無いので落とすのは簡単と思いきや…

幾多の戦場を切り抜けたこの刀は刃が微妙に波打ってる状態と判明。

この所為で刃落としが大変だったそうです。
ウチの暴れん坊がすみません。ありがとうございます。

やはり実際に使われた刀はこういう事があるんだなぁ…
 

ということで吉井清則はそのまま現役続行なりました。

片山一文字へは一体いつ戻れることだろうかw

 

そして去年は我が弟分の片泰王も刀を新調。

上、長きに渡る我が相棒。
下、我が弟分の新たなる相棒。

反りが浅く刃長もほぼ同じ、打たれた時代も近く。非常によく似た姿の二振り。
どうやらリスペクトする兄貴分とよく似た一振りを入手した様ですよ。
いやまあ、見立てたのは他でもないこのワタクシなんですがねw

これは完全な偶然だけど目貫の意匠も似ている。