続・赤穂城。

今回は城の主郭部へ。

まずは三の丸。

この辺りは上士の屋敷跡。

広場の向こうがさっきまで居た大石神社側。

左に大石邸長屋門、中央に近藤源八宅跡長屋門、 右奥に大手隅櫓。

 

武家屋敷公園

坂田式右衛門の屋敷跡だそうです。

 

門と土塀は現存ではなく昭和の復元。

 

ブロックの区分けが屋敷内の間取りを表してます。

 

 

奥野将監定良屋敷跡だが…

なんか人様ん家の畑に見えるのですが…

 

その先に清水門跡。

 

二之丸東北隅櫓台

 

 

米蔵風の建物は赤穂市立博物館。

撮影不可なので外観だけ。

因みに表側は全く別の形をしてまして、米蔵に見えるのはこちら側のみw

 

 

二之丸外堀

 

二の丸石垣と北隅櫓台

 

 

二の丸門跡

前方に見えるのは半壊した二の丸門石垣。

 

 

ここから二の丸

 

 

大石頼母助屋敷門

こちらは2009年に発掘調査に基づき復元されたもの。

三の丸の屋敷群に対して二の丸に屋敷を構えるって相当だよな…

さすがは浅野家筆頭家老。

 

屋敷跡は二之丸庭園になってます。

現在も整備中でして、2016年から部分公開されてます。

 

山鹿素行が屋敷の一角で八年間過ごしていたらしい。

 

正面に見えるのが天守台

 

 

前方に復元された庭園。

一部のみしか復元されてないのかと思いきや

考えてみたらこちら側には屋敷が建っていたわけでして。

距離的にこの芝生ゾーンは屋敷だったのかもしれない。

 

屋敷跡を外から

屋敷を囲う土塀は完全復元されてるんですね。

城内の建物は徐々に徐々に復元されてる様でして

いつかは屋敷の復元も…

 

その先に本丸。

本丸門は1996年の復元。

 

東側の内堀と本丸石垣

 

西側の内堀と本丸石垣

 

 

本丸表門

 

桝形内部

本丸櫓門

本丸からの櫓門

因みにこの櫓門、土日は開放してて入れるそうです。

本日、月曜日なりッ!!

 

ここから本丸

この辺りは本丸御殿跡。

 

本丸御殿絵図

 

こちらは見取図

本丸面積の半分以上を埋め尽くす相当デカイ御殿だった様です。

 

かなりの広範囲が地面から一段高くなっており、これが御殿を表しているんだと思う。

よく見ると端の方が縁側風になってます。

縁束と礎石もあるw

 

 

石組暗渠

こちら、当時の地下の排水溝の遺構です。

 

本丸大池泉

こちらは1990年の復元完了で

発掘調査によって明らかなった浅野・森時代当時の庭園の姿。

 

天守台

天守台は築かれたが、天守自体は最後まで建造されませんでした。

浅野氏は国持の大大名ですが、赤穂浅野家は庶流の別家にあたるため

幕府の目を警戒して天守の建造は控えたんでしょうね。

続く森家も改易の身に加えて、 移封後すぐに財政難に直面しているので…

 

天守台上

 

 

 

天守台からの本丸

上から見るとよくわかる御殿跡。

これは相当デカイ…

下手すると本丸2/3が御殿だったのでは。

 

天守からの大池泉

 

本丸厩口門側の土塀

 

 

本丸厩口門

こちらは2001年の復元。

 

北側の内堀、奥に東北隅櫓台跡

 

南側の内堀

 

厩口門を二の丸側から

 

 

厩口門から迂回して三の丸へ戻り

番所と大手隅櫓(半分隠れてる)

 

大手横に

名物 討入そば

大石良雄以下四十七義士らが討入り前夜に縁起を祝って蕎麦を食べたという。

現在16時で夕食にはまだ早い。

そもそも営業時間外w

 

ホテルからの赤穂城。

微妙に雨が降ってるのでライトアップを見に行くのはやめました。

 

これにて四日目終了。

いよいよ最大の大物が控えた五日目ですが

そろそろ今年の春の旅行の時期でして五日目の途中で出立になることでしょう。