続・津山城。

 

埋門跡

これから先石段 急勾配のためご注意ください。

とな

 

ここから搦手ルート。

 

右がさっき上から見た謎櫓跡

もしかすると埋門櫓と連結した渡櫓なのかもしれないですね。

下から見るとこんな感じ。

そんな急勾配でもなくね?

 

その先が虎口。

しかしデカイ。正門側と遜色ないほどにデカイ。

搦手門側は狭く作られているのが一般的。

このあたりに裏鉄門。

石垣の上ではなく石垣の間に挟まる様に建っていたそう。

 

正面側から。

ここもまたコ型の虎口なわけですよ。

手前側の石垣の上には腰巻櫓跡。

 

やはり石垣が崩落しているそうです。

積み直されたそうですが、本来の高さよりも低くなてしまったとか。

残っていた石がその名残なんでしょうね。

 

十三番門跡

 

左の石垣の上に涼櫓跡。

しかし、通行止めでこれ以上進めず。

この先は天守台の真下に出るはず。

 

そこから下を見ると

手前の石垣が小姓櫓跡と一段下が裏中門跡。

 

さっき上から見た凄い階段がこれ。

右側に新しい階段が設置されているということは…

 

こういうことだw

この通り膝が直角に曲がるくらい一段がもの凄いデカイ。

 

こうして見るとそんな高そうに見えないけど

土で盛った上に石を置いているので普通の階段の三倍くらいはある。

更に盛った土には傾斜がついてるので奥行もあり、ものすごい歩き難い。

これも容易に攻略できない様にするための工夫。

 

小姓櫓台と裏中門櫓台

 

 

下から見るとこんな感じ。

左右の段数を見れば一目瞭然でしょうw

巨人用階段ですかこれはw

「急勾配のためご注意ください」とはたぶんこちらの事なのでしょう。

 

そして立て看には木の階段をご利用くださいと書いてあるw

 

ここから二の丸

 

 

荒和布櫓

 

道明寺櫓跡

奥に見える石垣が大戸櫓跡

 

干飯櫓跡

下の舗装路は本丸に続いているのではなかろうか…

ゲート閉じてるけど

 

その北側には薬研堀

 

干飯櫓側からの二の丸

 

左右の石垣が裏下門跡

 

その先、右の石垣が紙櫓跡

 

下へ降りまして

 

裏下門跡

 

石樋らしきもの発見

石樋とは排水溝なんだけど、石垣に水が当たらない様に

突き出た形状になっている事が多い。

 

天井の背骨みたいな石といいなんか古墳の石室みたいだな…

 

肘櫓跡の石垣

 

右が紙櫓台

正面から見るとこんな感じ。

 

ここから三の丸…引き寄せられるようにゲートをくぐってしまい…

あああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!

間違って出てしまったぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!

よく見るとこれ出たら戻れないゲートじゃねーかッッッ!!!!!!

おのれこのクソ×××野郎ッ!!

 

あーちくしょうやっちまったわーーー

見事に騙された

 

 

石垣の上に津山文化センター

やらかしついでに立ち寄ってみましたが津山城に関する展示が皆無だった…

城の石垣より新しくないかねこれ?

 

厩堀

 

上の石垣にも石樋発見

白土櫓跡だそうです。

本当は今頃あの下を歩いているはずだったのに…

 

 

鯉を見ながらどうするべきか思案する。

 

廏屋敷跡

屋敷風建物だが実はトイレw

 

グルッと周って正面入り口へ戻ってきましたw

おのれ…ここを歩く予定は無かったのに!!

 

窓口で間違って出てしもうたわと伝え再入場!!

冠木門跡

 

再び三の丸。

今度は正規ルートから上がる。

 

三の丸上の段

さっき通らなかった搦手方面へ。

十八番門跡だそうだが木が邪魔で見えんw

 

一部土塁ゾーン

ここは石垣が崩れてしまったのではなかろうか。

 

昇櫓跡とその奥に塩櫓跡

 

塩櫓台

だが、このあたりはたぶん土塀w

櫓本体ははもうちょうい奥側らしい

 

さっき下から見た白土櫓跡

 

さっきの肘櫓跡

戻ってきましたね。ホントはこの道を反対方向に進む予定だったのだが…

 

さっきの厩堀と津山文化センター

 

あれに見えるは忌まわしき片道ゲート!!

 

さっき降りた階段を今度は登りますw

 

さっきの裏下門跡

 

再びさっきの二の丸へ。

 

だが、巨人階段は登らず

こちら側へ

 

格子門跡

本当はこの道を反対側から来て巨人階段を登る予定だったのですが…

 

左に色付櫓跡、右に肘櫓跡、左奥が本丸石垣

 

本丸石垣と色付櫓台の連結部

上から見た七番門の虎口あたり。

 

肘櫓台と厩堀と津山文化センター

 

石垣と鳩ぽっぽ

ここが丁度、天守の真下あたりw

 

塩櫓跡から昇櫓跡

因みに塩櫓台ではあるけどこのあたりはたぶんホントは土塀跡。

 

二の丸からの備中櫓

 

 

 

本当はこの階段を下から登ってくる予定だった…

 

仕方ないので降りる

左に見えるあれな。

 

さっきは行かなかったこちら。

さっき上から見下ろした場所ね。

ここ、なんちゃら丸とかの曲輪名ついてそうだけど特に何も書いてなかったですね。

右に見付櫓跡、左に弓櫓跡。

 

なんかの碑が建ってると思ったら美作忠魂碑でした。

しかし、忠魂碑という名が気に入らん。旧時代の国家主義が連想されるので。

素直に慰霊碑で良いでしょうよ。

 

石碑の裏側が

玉櫓跡と下に見える石垣が三の丸。

 

上には辰巳櫓

更にその奥には…

 

来た道戻って本丸の段まで登って…

はい、さっきすげー気になってた場所ですw

 

十四番門跡

 

転用石の様な階段

こんなところ物好きしかこねーだろな絶対w

左がさっき登った太鼓櫓跡

 

走家跡

 

走家跡とその先端に月見櫓跡。

 

 

十二番門門跡

通行止めで完全に自然に返ってますw

 

 

道なりに進むと粟積櫓跡に。

 

これがさっき下から例の道だな。

 

一番門の虎口

 

一番門跡

 

三度本丸へw

これにて全域踏破完了。

アクシデントにより予定ルートが逆になってしまったがw

 

戻る

表鉄門前

 

戻る

切手門

 

戻る

冠木門の虎口前

 

有料ゲートを出て、来た道へ戻ろうと思ったら

反対方向に道が続いてるじゃありませんか。

 

この辺りに櫓はなく土塀がだった模様。

 

この一段低い石垣に土塀と連結して二階門跡

 

残念ながら通行禁止

この先は三の丸の真下に見えた曲輪に出るんでしょうね。

 

さて、戻りましょうか。

舗装こそされてるけどこの階段も当時のままの様ですよ。

 

いや、ちょっと待て…

これ、人様の家だけどさ…

普通に当時の石垣の上に建ってるよねこれ…

すげー…城の中に家建てて住んでるのかここの人たち…

 

こちらが側も…

石垣がずっと続いてまして

なんと駐車場まで…

津山市城下駐車場

正確には津山市城内駐車場だよこれw

 

最後の最後に驚愕するとはw

 

 

日本三大平山城の名に違わなぬ素晴らしい城郭でした。

白鷺の迷宮の異名を持つ姫路城に匹敵するどころか

下手すると姫路城をも凌ぐ巨大迷宮要塞ですよこれ。

あちらは天守を始め城内の建物が奇跡と言えるほど健全に残ってるのですが…

こんな素晴らしい城郭が破却とはホント勿体ない。

江戸後期に本丸御殿が焼失してしまったが、それ以外は明治まで健全に残っていたというのに

明治政府が誇る三大アホ政策のひとつ廃城令によって天守を始め城内の建物は容赦なく破却されてしまったという…

アホだわぁ…ホントアホだわぁ…

残っていれば姫路と双璧の西国二大城になれたぞ絶対。

 

以上、津山城でした。