第二次雲州乃旅路四日目最終日。

早々に出雲を立ちます。

さらば雲州。一週間後にまた。

 

 

高度が上がりきる前に着陸体勢へと入る短いフライトです。

山を越えると大都会が・・・

 

しかし、何度見てもすげー街だな・・・

 

 

伊丹空港着!

前回は大して気にしてなかったけどこんな街のド真ん中に空港があるわけですよw

一年前は昼過ぎに松江を発ち夕方に大阪着、そのまま千歳行きで札幌まで帰還したわけですが、

今回は朝一で松江を発てば昼過ぎには大阪に着くという事で、ついでに大阪観光でもしましょうかという流れでした。

一路、難波まで

難波駅

到着。

 

大阪出身のトシゾー教授の案内で目的地へと行きがてら散策します。

天龍山法善寺

法善寺と言えば有名なこれ

水掛不動尊

確かに不動明王の背負い物が。

右手には剣らしきものもしっかり持ってますw

 

 

この時、2019年11月。

コロナのコの字も無かった当時。

辺りは外国人観光客だらけ。

 

これも有名ですね。

くいだおれ人形

 

おもしろいくらいに立体看板だらけw

 

今は無きカール!

確か西日本はまだ販売してるんですよね。

 

これも有名

かに道楽本店

まあ、すすきのにもありますけどw

 

本日の昼食

大阪来たならたこ焼き食っとけ

ついでにお好み焼きも食っとけ

・・・なのですが、たこ焼きは美味かったが

お好み焼きが・・・・・・・・・・

 

藤原家 家訓

一.食べ物を粗末に扱うべからず

 

幼き日、食べ物で遊ぶと拳でボコられた淡い記憶・・・

完食しましたよ。ええ。

 

後々まで語り継がれる「〇〇〇〇のお好み焼き」。

こうしてまた一つ、不伝流の伝説が生まれたのだ。

 

この後、日本一高いビルと言われるあべのハルカスへ登るという話が出るが、

高所恐怖症二名が全力で阻止!!

五稜郭タワーで冷や汗ダラダラだったこのワタクシめがそんなもの登ったら・・・

因みに高さ300mだそうです。

五稜郭タワーの2倍w

 

・・・ということで心斎橋エリアを散策する予定でしたが、

ふと、思った。

行ければいいね程度に考えていたあの場所への距離も見る。

おお!?意外と近いぞ!

これ、普通に行けるんじゃないの?

という事で、急遽予定変更。

 

その前にここを見ておかないとね。

大阪と言えばこれと連想する人も多い事でしょう。

グリコの看板

 

心斎橋エリアを発ち

 

道中、あれに見えるがあべのハルカスw

 

目的地へ到着。

そうです。真田幸村の戦死地。

安居神社

 

 

 

 

少し歩いて境内へ。

真田幸村戦死跡之碑

 

真田幸村公之像

 

本とかでよく見る像と碑が目の前に。

 

 

この像、本で見るとなんでこんなリラックスしてんだろと思ってたのですが、

実物を見ると

これ、最期の瞬間だったんじゃないかなと。

徳川本陣に攻め込み、最後は力尽きて退却。

この神社で身体を休ませていたところ、西尾宗次に発見され、既に抵抗する力も無く首を差し出したという。

 

そういや真田丸最終回の数週前に「幸村は首を差し出したのではなく抵抗したので討ち取られた説」が

新説だー!!とか一部で騒がれたけど、歴史好きの間では

こんな説、昔からあったよねというわけで

西尾「抵抗したので討ち取りました」

家康「お前ごときに討ち取られる左衛門佐ではないわ!」

と叱咤されるのも一部では有名な話。

その家康についても所説ありますが、それはまた別のお話・・・

 

 

 

 

こちらが、さなだ松

この松を背に休息していた

この松の下で首を取られた

と言われていますが、

残念ながら当時の松は枯れてしまったそうで

これは昭和に社殿復興を機に植樹されたものだそうです。

 

 

 

天満宮という事で祭神は菅原道真。

道真公を崇拝するトシゾー教授が熱心に手を合わせていました。

お金入れたら好きに持って行っていいよの精神。

大阪人の懐の深さを感じます。

500円入れましたw

 

 

 

 

 

お狐社もあるんですね。

 

 

一応、コンコン様の家系ですので・・・

 

なんだあの謎の抜け穴の様なものは・・・

あ、コンクリ固めされてる・・・

新しいですねw

 

係員のおばちゃんがすごくいい人でした。

さすが大阪人だなーと感心。

 

以上、安居神社でした。

まさか来れるとは思ってませんでした。これぞ僥倖。

ワタクシ、真田好きなので感無量でした。

しかし、幸村よりも兄の信之の方が好きというか、戦国武将で一番好きなのが真田信之なわけです。

ド派手に散った弟の影に隠れて功績と評価が嚙み合ってないんですよね・・・

間違いなく真田家一の功労者なのに。

 

で、ここは幸村の戦死地。

当然、幸村も好きですよ。兄ほどではないがw

世間一般で大人気の武将で大して歴史に詳しくないのも幸村が好きとかぬかしやがりますが、

そんなのと一緒にされるのも心外ですので、

言うなれば

実際のところ幸村は親戚一同に迷惑をかける困ったおじさんなのですが、そういうのも含めて一周まわって好き。

という事です。

豊臣への忠義がどうだ秀吉への恩義がどうだとか戯けた事ぬかしやがるのも居ますが、

そんなものは二の次で

徳川に一泡ふかせ、真田の武名を天下に知らしめる。

全てはこれですよ。

武士の意地。

豊臣への恩義も当然あるだろうけど、第一はこれなわけですよ。

兄上の胃痛の最たる原因であり、本当に困ったおじさんだが、この生き様は本当カッコイイ。

 

信之は大阪の陣を病欠していますが、原因はまさか・・・・・・

境内を出ると眼前には日本一高いビルが・・・

因みにまだ結構距離あるみたいですw

ここからでもこれだけデカイというのに・・・

 

安居神社へ来たなら、当然次の場所は決まっている。

続く