六月二日。

遂にやって参りましたよこの時が。

 

約一年半ぶりの昇段審査です。

 

 

今回の受講者は

私、藤原と背格好、雰囲気が似ているため弟分と呼ばれているw

不伝流ホスト2号 YSN軍曹殿。

 

名前をド忘れされ、その場でつけられた名がそのまま定着してしまった

Question氏。

 

ここ二ヶ月間、師範の下での鬼指導の成果はいかに。

緊張して固まるのは最早、通過儀礼ですw

私に様にまったく緊張せず、

殺る気満々で突撃し、勢い余ってバランス崩しそうになるのが異端なのですw

両名、無事合格となりました。

おめでとうございます!

そして、審査得点が二人とも過去最高得点だったそうな。

これも二ヶ月間、師範の付きっきり稽古の賜物です。

こういうのって、ちゃんと結果に出るものなんですね。ヤッタネ弟分

 

ここでおもしろい話をひとつ。

数ヶ月前に刀を新調した弟分なのですが、

新しいに刀へ入れ替えた初の稽古日のこと。

その日の稽古を終えて帰宅し、結局使われなかった古い方の居合刀を壁に立てかけておくと、不思議とそのまま倒れてしまった。

起こそうと思い、柄を握ると・・・なんと鍔元から刀身がポッキリ。

どうやら内側から磨耗し切っていて、遂に耐えられず折れてしまった様です。

昇段を控え、それに備えて刀を新調して、

まさにバトンタッチするタイミングで折れてしまった居合刀。

何とも感慨深い。

持ち主の成長を昇段を控えたところまで見守り、

新しい刀へその先を任せ、そこでその役目を終えたのでしょう。

うーん・・・感慨深い。居合刀のクセにw

 

昇段審査の度に言ってる気がしますが

不伝流の昇段基準は非常に厳しくなっています。

そこには「名実共に有段者の肩書に相応しい技量を身に付けさせる」という意図があります。
この日、たまたま他流派の方が見学に来られていたのですが、

審査を見て、これだけの技術を持っていて初段なのかと驚いていたそうですよ。
改めて我が不伝流の厳しさを知りましたw

 

次回は早くて来年でしょうか。

今年中にもう一度はおそらく天地がひっくり返るくらいの事が起こらない限り無いと思いますw

私も追いつかれぬ様、精進せねば!!

 

 

-御案内-
不伝流 -居合道・小太刀術・剣法組太刀・体術-
場所 :札幌市中央体育館3階(廊下から向かって右側のフロアです。)
練習日:毎週金曜日
時間 :19時~21時まで(片付けの時間も含めてなので、実際の練習時間は20時30分頃まで)

見学も随時受け付けております。 
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