拾月参拾壱日

南蛮文化で秋の収穫を祝う日とされ、

物の怪へと扮したわらべ達が近隣の家々を訪ね、

菓子を貰う風習とされている。

 

戸里句尾阿戸里井戸

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トリック・オア・トリート

「お菓子をくれないと悪戯してやんよ」

として日本では広く認識されていますが、

正式には「私をおもてなししないと化けて出てやるぞコノヤロー」

という意味だそうです。

子供なので「おもてなし=お菓子をあげる」という事になったんだとか。

お化けが悪いことしないようにもてなして

一年間平穏に過ごしましょうって事なんだと思う。たぶん。

 

去年のクリスマスの死闘が思わぬ好評を頂いているので

今年は調子に乗ってハロウィンもやらかすよw

 

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般若「我を持て成さねば戯れにその化けの皮剥がしてくれようぞ。」

仏面「鬼畜生に施す物など何も無い。早々に立ち去られよ。」

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般若「ならば、その仏面剥がすまでよ。面に隠した醜き偽善面ここに晒してくれる。」

偽善大仏「おもしろい。悪しき物の怪め。御仏の名の下、成敗致す。」

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般若「勝負あったな。覚悟されよ偽仏!」

偽仏「なにぃーーー!!」

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般若「その仏面、叩っ斬る!」

負け仏「ひぃぃぃお許しあれ~~~」

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土下座大仏「へへ~~~この通りで御座いまする~~~」

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般若「ふむ。仕方あるまい。我も心まで鬼ではない。許す。」

虚言大仏「ははーーー(棒)」

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キュピーーーン

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ゲス大仏「ぐへへ、隙ありぃぃぃ~~~~~!!」

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般若「甘い!!」

ゲス大仏「えええ~~~!?嘘ーーー!?ウソでしょーーーーー!?」

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般若「見抜けぬとでも思ったか?仏面獣心なり、三年など待てぬ、今すぐ祟りを成さん!」

仏面獣心「ひーーーーーーーーーー!!」

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般若「成敗!!」

生臭仏「ウボァーーーーーーーーーー」

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ゲス仏「ひ~~~お許しを~~~お許しを~~~」

般若「許さぬ。鬼の顔を一度までよ。二度目は無い。」

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般若「その化けの皮剥がしてくれるわー!!」

ゲス仏「ダレカタスケテーーーーー」

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ざくり!ぐさり!ぶすり!

ゲス仏「ぎゃーーーーーーーーーー」

※面を剥がしています

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般若「仏を名乗る戯けもの討ち取ったり~!!」

※面を剥がしただけです

 

 

だが・・・これだけでは無かったのだ。

真剣振り始めて早数年。

遂にこの時が・・・

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矢印に注目。

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あれ?

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ざくり

 

ええ、はい。

左手首に見事突き刺しました。

抜刀した右手を追う様に左手を伸ばし、

刀を正中線で構えると同時に左手を添えるのですが、

正中線に向かう前に左手が先に出てしまうというミス!

 

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血がドバドバ

大丈夫かなーと思ったが思いの外、出血多量!

 

真剣を振っている人は例外なく怪我をします。

そんな中で唯一、ワタクシ藤原だけは、

これまでに怪我という怪我をしていないのが自慢だったのですが、

遂に無傷伝説が終焉したのでしたw

「こんな傷を負うとは藤原も終わりだな」

と某本多さんの如く言ったとか言わなかったとか。

 

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納刀で着物に血がベットリ(黒いから気付かない)

 

何度か不可抗力で軽く刀身に触れてしまった事もありましたが

一度も血を見た事はなく、薬研藤四郎よろしく

「主人に怪我をさせない刀だ」などとぬかしてやがりましたけどw

高速抜刀&高速納刀しながら

「いや、もう手足の如くだよはっはっはー」などとぬかしてやがりましたけどw

これは愛刀からの「甘く見てると怪我するぜ!」という警告として重く受け止めておきます。

更には「お前、ハロウィンだからってふざけ過ぎじゃー!!」とも受け取っておこうと思います。

 

ちょっとスピリチュアルな話になってしまいますが、わかる人にはわかると思う。

戦場を潜り抜けた古い刀には魂が宿ります。

こういった刀を振っていると感じる事、

今日は身体の調子がイマイチなのに凄く剣が振れてくれる

今日は身体の調子は良いのに剣が全然振れてくれない。

そういう事なんです。つまりは魂が入っている。

剣にもご機嫌があるのです。

そういえば新しい一振を入手した時も危うく怪我しそうになったんだった。

薄皮一枚程度にですが軽く刺してしまい、もう少しで血を見るところだったという。

「我主、新たな一振に現を抜かし我を忘れるでないぞ。」とでも言いたげなw

あんな事は今まで無かったので「そなた、嫉妬しておるのか?愛い奴よはっはっはー」と思いましたけどねw

基本的に超自然現象的な類は信じないのですが、こればかりは話が別。

脳がお花畑とかそういう事で片付けられる話ではないのです。

 

 

 

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そういえば、これは不伝流の話ではないんですが、

十年ぶりだかに真剣振って、軽く指切って

「床掃除し過ぎじゃー!滑って怪我しただろボケがー!」

みたいな事を言ってた戯け者が居りました。

いやいや、それ、アンタのミスだろってw

床が滑るなんざ日常茶飯事ですよw

 

あの時はウチにも飛び火で大変だった・・・

 

 

おまけ

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形稽古中の後ろから蹴りを入れようとするゲス野郎。

 

 

-御案内-
不伝流 -居合道・小太刀術・剣法組太刀・体術-
場所 :札幌市中央体育館3階(廊下から向かって右側のフロアです。)
練習日:毎週金曜日
時間 :19時~21時まで(片付けの時間も含めてなので、実際の練習時間は20時30分頃まで)

見学も随時受け付けております。 
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本日11月10日は藤原の誕生日である。