おかげさまで。
草刈正年です。
先日、リミーニングアート書道の個人セッションをしました。
そこで、こんなことまで自己解決するのか!?と僕も驚いたことがあったので紹介します。
今回のクライアントさんの相談です。
これ、結構あるんじゃないですか?
僕も時々あります!
でもこれ、
1時間書道をやったら、すごい解決法を、その方ご自身で編み出されました。
書道やっただけで(笑)
リミーニングアート書道のすごさを、一読ください!
さて、今回は初めての方だったんで、望みと課題を聞いた後、3秒で超直感で漢字一字を選んでもらいました。
実はこれにも重要なポイントがあります。
望みと課題を意識してもらった後、漢字一字を選んで書に書いてもらいますが、多くの人が、望みと課題に関連付けた漢字を選ぼうとしてしまいます。
これ、
アート思考そしてリミーニングとしては失敗です。
なぜなら、リミーニングの目的は再意味づけ。つまり、今までにない枠外、自分の外に出ることが目的です。
望みと課題を意識して、考えて漢字を選んだら、その時点で過去の自分の意識と枠に入った言葉が出てきてしまいます。
まぁ、その後リミーニングはいくらでもできますが、最初から枠外を出した方が間違いなくおもしろいです。
まぁ、今回は個別セッションでたっぷり時間もあったので、普通初心者にはやりませんが、思い切ってそれをやってもらいました。
「はい!いますぐ決めましょう!3!2!1!はい!」
クライアントさんはかなり、焦ってビックリしてましたが(笑)
人はとっさに何かできるものです。とっさにこの字を出されました。
「えっと、ちょっといきなり出てきてわからないです、、」
まぁ、、当然の話ですね(笑)
でも僕はこんなことを伝えました。
「この字は、締め切りに追われないで仕事ができる自分、という自分の望みを実現するために、ヒントとメッセージを伝えるために現れました。それを信じてありとあらゆる角度から一緒に見ていきましょう!」
「はぁ、、、??!?」
という感じ^^
でもおもしろいです。
聞くと、どんどん出てくるんですね。
「今このタイミングでなぜこの字が出たと思います?」
この質問対して、
「車と倫の右側が書いてある。車は前に進む『動き』を表し、倫は規範や基準で、逆に『動きを止める』を表しているように思います」
「アクセルとブレーキのアンバランスが、なんか今自分がうまくいってない原因かも、、」
こうやって、無意識に自分の課題を書を通して人は語り始めるんです。
「次に書けるとしたらどう書きたいですか?」
これに対して、
「もっと余裕とゆとりをもちたい(これ、現実の自分の思いです)。余白をもってゆっくり、一筆一筆かみしめながら書きたい」
そう言って、次に書いたのがこちら。
「今回は倫から書いてみました。傘でしっかり守っている感じがします」
「じっくり見ると、傘の部分は天のルールで、生きていることに価値がある。生きなさいというメッセージ」
「そして、一、書いてある下の部分は縦の糸と横の糸が重なり合ってる感じで、相対を洗沸いている」
「天のルールと相対の世界を、自分を使ってつなぎなさい(一)と言ってるように見えてきました」
(いきなりこんな話しはしません、その間に様々なアート思考やリミーニングのコーチングを入れてます)
さぁ、奥が深まってきました!天のルールと相対のルール、それを自分が1つにする!
壮大なスケールですね(笑)
そして、今度はその3つを意識して書いてもらいました。
字が一気に変わりましたね。
文字を形をリミーニング(再意味づけ)すると、自分のあり方や意識が変わり、表現も何も書き方を教えてないのに、こうやって変化します。
「こういう字を今まで僕は書いたことないですね、、絵みたいですね」
と他人ごとにのように話す参加者さん。
実はこの字を書いた時、字を書く時間が、この前に書いてた時間の3倍くらい書いてました。そしてそう伝えた後、
「これが書けたのは、早く書いて見せなきゃというのがなくなり、ゆとりをもって書けたからですよ。そして、それはゆとりの意識がもう自分の中に存在したから、その体の動きができて、この書が書けたんですよ」
そう伝えると、
「なるほど~たしかに~!!」と。
「これみたいに、ある程度、人に待ってもらいながら、書くゆとりってやっぱり大事だな~っておもいました。でもいつまでも人を待たせるのも違う、それを感じました」
とのこと。
そこで、
「じゃー、右側は頭でわかるという部分でしたが、いよいよ自分の動き、行動を解いていきましょう。車をどう書きたいか書いてみてください!」
とやってもらいました。
すると、
「車が、何枚か書いてもしっくりこないし、書けない、、」苦戦されています。
いや~。
潜在意識ってすごいです。
まさにこれまでの話で、締め切りに追われない考えは知っているけど、それができない(動けない)というのが、まさにこの書の表現でも体現されていますよね。
そこで、
こんなことをやってもらいました。
「紙を2枚重ねて、車だけ自由に書いてみてください」
そして書いたのがこちら
「うわ~!これ、なんか全然違うのでました!」
「なんか車って、どっちでも車ですね、、そしてこれ、、真ん中に中心軸を表現したけど、これ、中心軸があるから、回転させても大丈夫だし、動くんですね」
「やっぱり自分の真ん中があると動くんですね」
なにやら一人で納得しはじめています。
そこでこんな問いをかけました。
「軸が大事なのはわかりました、ではどうして今まで書けなかったのに真ん中の軸が書けたのですか?」
書という仮想空間とは言え、それが書けた、できたという事実には、それができた行動と意識があったからです。
そしたら出てきました!
「えっと、、これは紙を2枚重ねて、車だけ書きました。だから余白や余裕、キャパをもって書けたから、、ですね」
「あー!!これもかー!!!」と。
そこで核心に。
「締め切りに対して、キャパや余白といった選択はいつも持ってますか?」
「締切に対して1つ以上の選択を作ってますか?」
すると、しばらく黙って
「な~る~ほ~ど~!!!!!!」と。
そして最後に書いたのがこちら。
「1つは細分化する、傘や一やその下や車も、細分化してキャパを広げること。選択肢を増やすことですね。そしたらそこに余白が生まれます」
「あとはそれを自分の軸で、しっかり決めていくこと、人から決められるんじゃなくて、自分で決めていく」
「これですね!」
「今までの僕は、締め切りを人に言われたら、締め切り日を人に言われたままにしてました」
「でもこれからは、締め切り日を言われたら、最低3つの候補日を自分で作り、そこから自分で選んで決めることをしてみます!」
そこで、
今、ちょうど締切日があるタスクをその場で締切日設定をしてもらいました。
すると、
「3日後が締切日だから、その前日の夜と、明日のお昼と今夜の3つの候補を作りました。で、今夜はちょっと厳しくて、前日の夜だと急なので、明日の昼にします!そしたら余裕あるし!」
「あっ!なんかすごく心が軽い!いやこれ!決めれました!すごい!!!」
セッション中に自己課題解決されました(笑)
このビフォーアフターもすごいですよね。
『輪』は、考える(選択する)と動く(決める)を伝えにきてくれていたのです。
締切日。あなたはどう決めてますか?
3つの選択肢を出し、そして人に決められるのではなく、自分で決めていく。
これをやってみたら、締め切りに追われることはなくなるかもしれません。
おもしろいリミーニングアートでした!
※リミーニングアート書道は基本的に数回にわたりやっていくグループセッションプログラムになります。
ただ、体験をしてみたいという声をいただいているので、近いうち1回の単発の講座をしようと検討してます。
ご興味ある方はLINEかメルマガ、コメントでメッセージください
今日もありがとうございました。
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