おかげさまで。

アート思考コーチの草刈まさです。

 

 

「起業に挑戦したいけどなかなか動けない自分をなんとかしたい」

 

そんな相談があり、個人セッションを行いました。

これ、動けない原因なんだと思います?

 

まずは結果。

 

その人は、セッションした数時間後に、ある所属してるコミュニティで、「自分が考えている仮のワークショップを無料で実験的に開催します」と行動しました。

 

ずっとできなかったのにです。

 

そして、「もう動けない自分をやる必要ないんでやります!」そう言って動き出しました。

 

 

これ、ブレイクポイントは

『別れた元旦那は不幸』

と思っていたところだったんです。

 

 

これ、離婚された方に多いパターンなので解説します。

 

 

 

まず、「自分で仕事を作ってしていきたい」と思っているのに、なぜ動けないのか?いや、動かないのか?

 

無意識が動きたくない理由があるから、動かないことをしています。それを探りました。

 

すると、

 

「自分で仕事をすると、この先お金をちゃんと払っていけるか?という不安がある」そう言われるのです。

 

では、

 

「どうしてそんな不安を持つのか?」と聞いてみると、「集客できない不安がある」と言うのです。

 

そしてここからがおもしろい。

 

集客できないと思う理由は、

「自分らしく表現すると、恥ずかしい(変な人)と思われる」

と言うのです。

 

その理由を聞くと、

 

「私は男っぽく見えてるのに、自分を出すと女っぽくなってしまうから、男っぽく見せておかないといけないんです」って言うんです。

 

でましたね。

 

これです。

 

「男っぽく生きなきゃいけない」というかんちがいです。

 

 

女性なのに、なんで「男っぽく生きないといけない」と思い込んでいるのか?

 

「男っぽく【偽りの自分】生きなきゃいけない」

「女らしく【本来の自分】生きてはダメ」

 

偽りの自分と

本来の自分の衝突。

 

これが自分らしく表現することを恐れ、集客できないことをさせ、お金を稼がせないことをさせ、自分らしく動くことを止めていたのです。

 

 

 

では、

 

どうして『男っぽく生きなきゃ』と思い込んでいるのか?

僕はもうわかったので、こう聞きました。

 

 

「元旦那さんは、どんなところが不幸せだと思いますか?」

 

 

「えっ!?」と最初きつねにつままれてような顔をしてましたが、その後色々しゃべりはじめました。

 

「離婚は私のせいで、私や子供が元旦那を"ふりまわした"せいなんです」

 

「元旦那はきっちした人で、常識や枠を大事にしていて、常識はずれな子供達にふりまわされていたように思います」

 

「そして元旦那はお金でも苦労していて、事業をしていて借金もしていました」

 

 

 

はい出ました!

 

このパターンです!

 

罪悪感により、自分が不幸と思っているところを、相手から探し、相手をわかってあげるためにそれをやるというパターン。

 

「元旦那は幸せじゃなかった」(顕在意識)

     ↓

「それは自分のせいだ」(無意識)

     ↓

「せめて気持ちをわかってあげよう」(無意識)

     ↓

「不自由は悪で、お金に苦労することは不幸せだ」(無意識)

     ↓

「ちょうど元旦那もやっていたから、それを自分でやってわかってあげよう」(無意識)

 

人は冗談みたいに、罪悪感という感情でこんなことを平気でやってしまうんです。

 

 

 

さて、この壮大なかんちがいを、やめて終わらせいく必要があります。

 

手段はいくつかありますが、今回はこれを採用しました。

 

 

 

「元旦那さんは本当に不幸せだったんですか!?」

 

 

 

旦那が不幸せじゃなかったら、

自分に罪悪感を持つ必要はないですね。

 

これを一緒に考え、提案しました。

 

「旦那さんって、離婚したあと、なんだかんだで、幸せそうにしてませんか?」

「以前より、自由になった感じしません?

 

そう聞いてみると、

 

「あっ!たしかにそうかも!」と。

 

「なんでかわかります?」と聞くと、「わからない」と。

 

 

ここに気づいてないから、罪悪感をやり続けてしまってるのです。

 

そこでいきついたのは、

 

 

 

「元旦那さんはなぜ、あなたや子供達との結婚を選んだと思いますか?それによって、本来の自分を生きるために何を学び、何を知る必要があったと思いますか?」

 

と聞くと答えが出ました。

 

「あっ!元旦那はすごく常識にや枠に縛られている人で、私や子供達は逆に常識や枠に縛られてない人だったので、自由を思い出すために、私達と結婚する必要があったんだと思います。そして、そこで学んだから今、前よりも自由に生きれている気がします」

 

「あっ!そうだったんだー!!」

 

 

 

光りの記憶が思い出した瞬間です。

 

ここが一番おもしろいですね。

表情も身体の動きも、身体から放たれるエネルギーも全然ちがいます。

 

 

 

「まだ、元旦那さんをわかってあげるために、男っぽくして、お金の不安を感じるために借金したり、不自由な自分をやり続ける必要がありますか?」

 

そう聞くと、

 

「もうやめます。バカらしいです」

 

そこから数時間後に、冒頭に書いた、行動を彼女は起こしました。

 

 

 

人の人生が変わり、動き出す時、

結構このセリフが多いです。

 

自分が望んでいない現実は、自分が作っていたかんちがいだった。

 

それに気づくからです。

 

 

 

これを読んで、そのかんちがいに気づき、やめて、本来の自分を生きる人が増えてもらえたらと思います。

 

ちなみに、お金は罪悪感とかなり相性がいいのか、、

 

こんな話もあったんで読んでみてください。

 

 

 

今日もありがとうございました。

 

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はじめての人はこちらの物語を読んでみてください。

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vol.1 命を守る生き方から命を活かす生き方へ
vol.2 本当にやりたいことの先にあったもの
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