おかげさまで。
ステージシフトメンタルトレーナーの草刈まさです。
思い込みや前提って、現実にすごく影響を与えます。
例えば、
「私は疲れていて休まなければいけない人だ」
15年前の自分はそう思い、ちゃんとパニック症になり、ちゃんと休むことができました。
だけど、休みはほしかったけど、パニック症はほしくなかった。
本当は、「一度きりの人生、自分だからこそできることをやって生きたい」というありたい自分があったんです。
そしてそれに気づいた結果、ちゃんとパニック症がなくなり、30か国世界一周一人旅に行き、路上詩人をやって、仕事も人生も充実した日々になりました。
人はショックや事件があると、間を取り、自分について考えることをします。
でも、ショックや事件が起こったら、結構痛いです。人生のネタにはなるけど、無意識で自分でそれを引き起こしているので、結構痛いよね。。
先日、師匠の『すごい無意識』の著書の梯谷先生の講義に参加していて、この今の『思い込み』『前提』に気づくワークをやりました。
そしたら、笑っちゃった。
「自分はダメなリーダーだ」
「自分はさみしい人だ」
そんな『思い込み』や『前提』が自分にあることに気づいてしまいました。
そして何をしていたか?
『ダメなリーダー』『さみしい自分』がバレないように、誰かと何かを一緒にやることを大事にし、そのために自分が本当にやりたいことを忘れ、自己決定感がなく、充実感がなくなっていた。
そんなことを自分で起こしていたのです。
そして、『ダメなリーダー』『さみしい自分』がバレない人付き合うのが好きで、『ダメなリーダー』『さみしい自分』がバレる人と付き合うのが嫌いという人間関係を形成していたのです。
無意識ってほんとすごい。
で、思ったんです。
「自分の信じた道をたとえ1人でも信じてあきらめずにやりとげるのが真のリーダーであり自分だと」
そして振り返れば、路上詩人、農業体験施設、田舎暮らし。そうやってきていたなと。
でも、教える仕事、教室業をしてから、真のリーダーの姿を忘れてしまっていたんです。
参加者に迎合して、参加者みんながやりたことが実現するように、自分が調整役になるリーダーをしていました。でも、それじゃー自分がないから、当然空しくなるわけです。
でもそれによって、『さみしい自分』『ダメなリーダー』を隠すことができてたんです。ほんと脳は自分が求めていることに忠実です。
「きみは料理人だ」
昨日、子供が「お昼を作りたい!」と言い出しました。
今までは長女は「自分は子供」という『思い込み』や『前提』がありました。だから火を使うのは危ない、色々やると子供だから危ないことがある。そう思うのか、「これやっていい?」「これでいい?」といちいちやることを確認してきていました。
昨日は、
「きみは料理人だ!お昼を任せたよ!」と言ってみた。
そしてたら「自分は料理人だ」と『思い込み』『前提』を作ったのか、群がってくる2人の妹達に、「●ちゃん、手を洗うんだよ」「●ちゃんはここで見ておいて」と言いながら、「あれやっていい?」「これやっていい?」がなくなっていました。
『思い込み』『前提』の力おそるべしです。
「今、きみはなんの人?」
その『思い込み』や『前提』に気づくと、ちゃんとそれ通りの現実が作られていることに気づくよ。
そしてもしそれが望んでないのなら、その『思い込み』や『前提』を変えてしまえばいい。
今あるものも自分で決めていて、そしてそれを変えるのも自分で自由に決めれる。
この世界は自由なんだってことを思い出して。
自分の『思い込み』や『前提』を知ることは、色々な方法でできるけど、
自分の人間関係で好きな人、嫌いな人を何人か出して、その人を好きや嫌いでいることで、何を得てるのか?を探っていくと、自分がどんな『思い込み』や『前提』があるから、その人達を好きでいて嫌いでいるのかが出てくるよ。
今、自分が求めてない現実が起きているなら、この『思い込み』や『前提』に現実の今とちがうギャップがあると思う。
確認してみてね。
僕が書が好きな理由は、決められた書ではなく、自分で決めていく書を見つけたから。
筆文字は自己決定が鍛えられるツールだったからだということを思い出しました。
一日一筆。
なんか思いついたことを書いていこうと思います。
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