おかげさまで。草刈まさです。

 

「言いたいことが言えない。」

「やりたことがやれない。」

 

これ、

 

今日終わらせちゃいますか!

 

 

 

上記に当てはまる人は続きを読んでみてください。

 

 

 

昨日は、上記の悩みを持つ方2名と

セッションをさせてもらいました。

 

そして、『光の記憶と闇の記憶』を使って、

本当の自分のやるべき使命を取り戻すことに成功しました。

 

上記の状態は、自分の生きる目的、

本当の使命を見失っているから起こります。

 

そしてそれは、『光の記憶と闇の記憶』を使うと取り戻せます。

 

さぁ。取り戻していきましょう。

 

 

 

「くそババァ!」事件

 

「私は人づきあいが本当に苦手で、今まで人と密につながりを作らず、友達もいない。でもそれでいいと思ってます。」

 

「仕事を長年やってきて、自分の仕事の方向性が変わってきたので、仕事をやめました。」

 

「ここまでの仕事はやりきった感があるので、次のステージにいきたいと思ってます。」

 

そんな話から、僕の個人プログラムに参加したすなおさん(仮名)。

 

 

「私は手仕事が好きで、人づきあいが苦手なので、9割手仕事をして、1割人と関わるような仕事をしていきたいです。」

 

そんな方向性からプログラムはスタートしていきました。

 

でも、

 

「~がないから」という我慢、欠乏、義務を持って、

それを許さずに自分の方向性を作ると、

 

また、『ない』という現状に引き戻されます。

 

おそらく、手仕事で仕事を作ったとしても、

 

「あれ?これ本当にやりたいことだっけ?」

「あれ?何のためにこれやってたんだっけ?」

 

っておそらくなってしまうでしょう。

 

 

 

 

 

人は「オギャ―」と生まれ、「私は人づきあい苦手!」って思ってる赤ちゃんっていないです。

 

つまり、自分の人生のどこかで、

その思い込み、その設定をしてるんです。

 

「その『ない』という設定を許すことから始めましょう。」

 

「オギャ―と生まれてどこから人づきあいが苦手だって感じるようになりましたか?」

 

設定をした場所の記憶を探ります。

 

すると、

 

「あっ!もしかしたらあれかも、、」

 

「私の家系の血は言いたいことを言いすぎる血筋で、とげがあり、自己中でわがままで、人を傷つける。私はそれが大嫌いで、この家系の血筋を終わらせないといけないと思ってるんです。」

 

「実は私が小学校高学年の時、姑の祖母が

いつものように、私の母に悪態をついていました。」

 

「私は、それまでたいていのことは我慢してました。」

 

「だけどその時はついに堪忍袋の緒が切れたんです。」

 

「この、くそババァ!」

 

「母を守るために言ってしまったんです。」

 

「でも、」

 

「そしたら、」

 

「横にいた母は、泣きながら私にこう言ったんです。「やめて!」って。」

 

 

 

「そこで思ったんです。私は言いたいことを言ったら、お母さんを傷つける。」

 

「この家系の血筋のように、私は言いたいことを言ったら、誰かを傷つける。」

 

「ああ、私はやっぱりここから逃げられないんだ。そう思いました。」

 

 

 

はい。

 

これが、『人づきあいが苦手』という思い込みを作ったおそらく根源です。

 

そして闇の記憶です。

 

しかも、思い込みでは、言いたいことを言う血筋を閉ざさなければという、闇の使命まで持ってました。

 

それは、是が日でも、人づきあいをしたくないという気持ちもわかります。

 

 

 

でも、闇には陰陽バランスで相反して光が必ずあります。

あきらめずに光の記憶を探してみましょう。

 

 

 

「お母さんは、すなおさんと同じように言いたいことを言えないで生きてましたよね?」

 

「その後、お母さんは言いたいことが言えずに生涯を生きたのですか?」

 

すると、

 

「あっ!思い出しました。」

 

「実はもう1つのショックな事件があって。実は私、姉とも仲良くなくて。」

 

「姉も言いたいことを言う人で、小さい頃からそれが嫌で、姉とはしゃべらないようにしてきたんです。」

 

「でも、母親が晩年、一度だけ言いたいことを言った時がありました。」

 

「姉と母が口論となり、母が感情をむき出しに、言いたいことを叫んだことがありました。」

 

「私はそれ見て複雑な気持ちなりました。1つはショックです。」

 

「今まで献身的にお母さんと触れてきたのは私なのに、なんで嫌いな姉に言いたいことを言うの?」

 

「言いたいことを言えてよかったね。と思う反面、私じゃダメだったんだというショックがありました。」

 

 

 

お母さんの言いたいことは、言いたいこと言う姉がいないと出せなかった。

 

「言いたいことを言いたくても言えない人には、言いたいことを言う人が必要、、、なんですね。」

 

かみしめるように、ポツリとすなおさんは言いました。

 

 

 

さぁ、ここから光の記憶を取り戻します。

 

光の記憶を取り戻す質問は、『おかげ』の力を使います。

 

 

 

「OKです。やっぱりお母さんは言いたいことを言いたかったんですね。」

 

「その記憶を取り戻した今、もう一度くそババァ事件を思い返すと、あの時お母さんは「やめて」と泣いていましたが、本当は言いたいことを言ってくれたすなおさんを見てどう思ってたと思います?」

 

「ああ、、そう思うと、もしかしたら、泣いていたけど、心の底では私に感謝してくれていたかもしれません。」

 

お母さんは言いたいことを言いたかった記憶を取り戻したので、

今までちがうちょっと違う見方が生まれます。

 

「では次の質問です。」

 

「あのくそババァ事件。あの事件のおかげで、自分の人生に大事なメッセージがあるとしたらどんなメッセージですか?」

 

また、

 

「あの事件は、ご先祖様が2名絡んでます。ご先祖様は使命を託す役目もあります。あの事件があなたに何か使命を託すものであったとしたら、どんな使命を託されたと思いますか?」

 

「言いたいことを言わずに、人づきあいをさける使命だったでしょうか?」

 

すなおさんは、上を向いて、何か一筋の光を掴もうとするように遠い目をしています。

 

そして、

 

「わかりました。」

 

「私はあそこで、言いたいことを言う大事さを学びました。」

 

「そして祖母と母は、言いたいことを言うことを伝える使命を授けてくれたように思います。」

 

 

 

 

 

 

光の記憶を取り戻し、

光の記憶を採用すると、

 

全ての過去が今の自分を応援する現象が次々起きます。

 

 

 

「あっ!!今思うと、私はずっと仕事でそれをやってました!!」

 

あきらかに表情が光に満ちて、さっきまでの悩み暗くなる顔とは違うすなおさんが明るく言いました。

 

「私はずっと教師をしていて、そこから試験問題を作る仕事をしていました。」

 

「その試験は年間100万人の人が受ける試験で、、読解問題の作成で何千と言う文章を読み、そこで筆者が言いたいことは何かを嫌と言うほど吟味し、それを問題にするときには、どうすれば質問の意図が間違いなく受験者に伝わるか、4つの選択肢を作る際にはどう表現すればゆるぎない正答を作れるかをこれまた嫌と言うほど吟味しました。どういう言葉を選ぶか、どういう言い回しを使うか、夢の中にも出てくるぐらいの苦しい時間だったが、渾身の選択肢ができたときは爽快でした。」

 

「言いたいことを伝える使命を仕事でやってました。」

 

そう。

 

こうやって取り戻すんです。

光の記憶と使命を。

 

 

 

「あ!そしてまた思い出しましたが、やめる直前にやっていた仕事は組織のマネジメントの仕事でした。」

 

「人づきあいが嫌な私はそれが嫌で仕事をやめる原因になりましたが、今思えば、「すなおさんに話を聞いてもらえたおかげで、言いたいことが言えてすっきりしました。」そう言って、感謝されたことがよくありました。」

 

 

 

「言いたいことを言い過ぎる血筋が大嫌いで、くそババァ事件でやっぱり言いたいことを言ったらダメだと思ってました。」

 

「そして私は『言わないこと』を選んできました。」

 

「でも違いました。」

 

「私は仕事でずっと言いたいことを言う、伝えることの研究とサポートずっとしてたんです。」

 

「私生活では人づきあいをしてきませんでしたが、仕事ではずっと人づきをして、言いたいことを言う課題と向き合っていました。」

 

「私の使命は、『言いたいことを言いすぎる血筋』を『言いたいことは言える血筋』に変えることでした。」

 

 

 

生きる目的を取り戻した人は、どんどん今までの過去が繋がっていきます。

そして、光の記憶と光を取り戻していきます。

 

「ああ、、でもこれから自分はどうしたらいいのかな・・・。」

 

今までと180度違う世界を思い出した時、人は喜びを感じながらも戸惑います。

 

ここでのポイントは『リセット(再設定)』することです。

 

 

 

「家計の血筋が持っている、言いたいことを言いすぎるのは、どんな特徴がありますか?」

 

間髪入れずすなおさんは答えます。

 

「とげがあって、自己中心的で、自分が正しいと思ってて、自慢か不幸話ばかりして、、」

 

「オッケー!オッケーです!」

 

「そしたら次に、この人、言いたいことを言えていていいな~という憧れの人って誰かいませんか?その人の言いたいことを言う特徴ってどんなものがありますか?」

 

「あっ!ありました!ある起業塾のプレゼンする場で、私は言いたいことをしっかり伝えるために、いつも作りこんで、何十回と一言一句間違えないように練習してプレゼンするんですが、その人は、酔っ払ってるのか?と思うくらい、自由奔放で、時間通り終わらないし、つじつまも合わない。だけど、そこには枠がなくて、プレゼントもその人のキャラでなんか許されているんです。」

 

「その人は言いたいことを言うのに、素で話をしていて、人のせいにせず、キャラ(個性)を大事にし、今を大事にする話し方をしてました。」

 

憧れを持つ人は、本当のありたい自分を投影しています。

 

つまり、とげがあり、自己中でわがままな言いたいことを言いすぎる血筋の再設定は、素で話をして、人のせいにせず、キャラを大事に、今を大事に言いたいことを言う自分になる。

 

ということです。

 

 

 

使命や生きる目的を取り戻すと、景色が180度変わり、一瞬戸惑います。

 

でもそんな時は、その使命感で感じる憧れるものを感じていくといいです。

 

憧れは本当の自分の投影。

 

そこに、本当は自分はどうあればいいか?どうあったらいいか?それが見事に投影されています。

 

その人や物の憧れの部分を見つけてみてください。それが、自分の使命を果たすためにあるべき自分の姿です。

 

 

 

まとめると。

 

生きる目的・使命を取り戻す方法は、

 

1.できないことを見つける

言いたいこと言えない、やりたいことできない、と言った感じ。

 

2.それをできないと思いこませた設定した闇の記憶を取り戻す

あの時、あの事件からそう言えばそう思うようになった。みたいな感じ。

 

3.『おかげ』『使命』の観点から、その闇の記憶にある光の記憶を取り戻す。

「おかげで」「使命を授かったとしたら」という視点で、闇の記憶から光の記憶を取り戻す。

 

4.使命に生きるために自分のあるべき姿をリセット(再設定)する

取り戻し光の記憶の設定で憧れる人や物を見つけ、憧れるポイントや特徴をチェックし、それを自分に設定する。

 

これをすると、自分の光の記憶を取り戻し、

エネルギーに満ち溢れた自分が現れます。

 

そして、ステージシフトが始まります。

 

 

 

「なんか、今思うと、人と合わずに手仕事するって、完全に逃げてましたね(笑)」

 

とすなおさん。

 

 

 

これから、どんなステージシフトが起こってくるのか楽しみです。

 

光の記憶。取り戻してみてください。

 

そして、共にステージシフトに挑戦していきましょう。

 

 

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はじめての人はこちらの物語を読んでみてください。

【不可能を可能にするステージシフトストーリー】
vol.1 命を守る生き方から命を活かす生き方へ
vol.2 本当にやりたいことの先にあったもの
vol.3 使命の種は突然やってくる
vol4 無価値観による破壊
vol5 原点シフトによる新しい創造
vol6 友人の死からもらったバトン
vol7 大きな決断とビジョン

ステージシフトストーリーはこちらをクリックしてお読みください。



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