● 筆文字に向いている紙とは

おかげさまで。書道経験ゼロで相田みつをさんみたいな筆字が書ける個性筆教室の草刈正年です。


今日は個性筆教室を受けてはまっている日々是好日ブログのpujaさんからもらった質問と答えを紹介します。


ブログでのご紹介、ありがとうございました。個性筆、多くの人に広まるといいですね。

質問があり、メールしました。

普段は教室でやったように、コピー用紙で練習していますが、筆には、どのような紙が向いていますか?

たとえばパステル和アートですと、パステルという画材を粉にして指で伸ばすので、粉が乗りやすく、発色がよくなる、表面がでこぼこした紙が向いています。

逆に表面がつるつるした紙だと、あまり粉が乗らず、ほわっとした色合いになります。

といっても、自分がどんな表現をしたいかや、好みにもよります。


文房具屋で「筆」の用途にいいとされる葉書サイズの紙を買いましたが、表面がでこぼこしていて、筆がひっかかり書きづらく、仕上がりはかすれた感じになります。

マサさんは、いつも、どのような紙に書かれているのでしょう?

今は、練習も兼ねてたくさん書きたいので、100均で買った葉書に書いたりしていますが、人にあげるには、もうちょっといいものに書きたいなと思っているところなのです。



そして僕はこの質問にこう答えました。


良い質問ですね!ありがとうございます!

書は画仙紙といものがあいます。例えば色紙には2つの種類があり、"奉書紙"と"画仙紙"があります。

"奉書紙"に書いてみると、墨が浮いてあまり紙に入っていきません。その点、"画仙紙"だとしっかり入って綺麗にかけます。

ハガキも一緒で"画仙紙"を使ったハガキが書道コーナーにあります。僕はそれをよく使います。

後は、顔料インクの筆ペンなら普通紙のハガキサイズのカットペーバーとかもいいですよ。




安いし、色つきなので、黒が生えます!ただ、顔料インクじゃないとこれまた、インクが浮いてしまうのでご注意です。

僕はよくこれに書いて人にあげています。


後はハガキよりも少し大きい、ミニ色紙というのもいいです。こちらは色つきのがあって、生徒さんがよくこれで人に配ってます。





そしていただいたお返事。


丁寧なわかりやすいご説明、ありがとうございます。

やはり筆に適した紙というのがあるのですね。"画仙紙"探してみます。

色紙も赴きが変わって面白くなりそうです。そんなに高くないんですね。試してみたいです。

個性筆、楽しみます!(^O^)/



書くものを変えるとさらに個性筆は倍以上に楽しくなります!

そしていいものができると、どんどん人に見せたくなり、人にあげたくなります。

その結果!ファンができて仕事になっちゃったりもします!


とってもいい質問でした!そしてpujaさんからはもしよかったら私の質問をみんなにシェアして構いませんと、他の人の気遣いまでしてくれてました。

素晴らしい方ですね!


良い質問はどんどん紹介させてもらいますね!