一宮 ( いっきゅう ) 神社は、近鉄大阪線:名張駅から東へ500m。

山の麓に鎮座されます。          

 

 

          

鎮座地           三重県名張市夏見字坊垣 3375-1

 

 

一宮という御社名ですので、地域の一宮で大きな御神域を想像して

おりましたので、小さいのには驚きました。

社殿は杜の中で見えません。駐車場は広いです。

 

石段の手前に庚申塔があります。

 

 

 

 

左にお堂、右に参集殿。

 

 

右に手水鉢。

 

 

 

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由緒          

 

神社神明帳によれば、

 「 金山比賣神は、寛文年中一ノ宮村敢國神社分霊を奉祀せるもの

  にして延實六年一社を設け一宮と称し当地において崇敬す。」

とある。 

また、坊垣地区に伝わる古文書によると、

 「 去る壱千有余年前に阿拝郡府中村大字一ノ宮に御鎮座國幣中社

  敢國神社を分霊なり而して御祭禮致す」

とあり、更に、

 「 天正八年の伊賀乱の異変に遭遇し、当時を偲ぶもの悉く無くすも、

  明治二二年十月当地に、崇敬者一同の篤志により再建する」

とある。

 

神社明細帳によれば、

 「 菅原道眞は、凡そ百九十余年前北野天満宮の神札を受帰り

  当地に祠を設け一宮神社の境内社として祭祀する」

とある。

https://www.jinja-net.jp/jinjacho-mie/jsearch3mie.php?jinjya=240032

 

伊賀国一之宮敢國神社からの勧請なので一宮神社でした。

 

社殿からの眺め。

 

 

お堂の前に手水鉢があります。

 

 

下辺に一個、盃状穴があります。

 

 

 

盃状穴でなくて、円錐状穴。

 

 

境内からの眺め。

 

 

以上。