JR八高線:高麗川駅のモニュメント。
2016年の 『 高麗郡建郡1300年祭 』 を記念して日高市商工会青年部
が作ったそうです。
朝鮮半島の民俗信仰である将軍標 ( 魔除けのための境界標 ) だそう
です。
作られた時に、ネットで悪評が随分流されておりましたので、あることは
知っていました。
1300年祭はとっくに終わっていますので、取り外して日本の道祖神を
祀りましょう。
日高市のマンホール。
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日高市は首都圏近郊に位置しながら、手軽に山登りが楽しめる日和田山
( ひわださん ) や、秋になると約500万本の曼珠沙華 ( まんじゅしゃげ )
が咲き誇る巾着田 ( きんちゃくだ ) など、豊かな自然が広がるまちです。
蓋のデザインは、巾着田を取り囲むように流れる一級河川高麗川に生息し、
平成29年9月に天皇皇后両陛下が私的旅行でご訪問された際に優雅に
羽ばたいた市の鳥 「 カワセミ 」 をモチーフにしており、昭和59年から
採用しています。
平成30年12月で公共下水道の使用を開始してから30年の節目を
迎える日高市のマンホール蓋を是非ご覧ください。
( マンホールカードの説明文 )
高麗川神社は、高麗川駅から南へ500mのところに鎮座されます。
鎮座地:日高市上鹿山170 高麗神社
中央に御神木 「 たぶの木 」 が聳えています。
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高麗川神社
当初は八剣神社と称し上鹿山村社でしたが、明治11年に同じ上鹿山の
八坂神社、稲荷神社が移されました。
明治42年には中鹿山村社の熊野神社、下鹿山村社の白幡神社、
鹿山村社の熊野神社、原宿村社の稲荷神社など15社を合祀して
高麗川神社と改めました。
しかし、昭和15年ごろに旧村社を分祀したため、合祀前の状態に戻り
ました。
高麗川神社は、日本武尊、橘姫命の2柱、八坂神社には素戔嗚尊、
稲荷神社には倉稲魂命を祀っています。
境内の中央に四方に広げてたたずむ 「 タブの木 」 は、根本近く
から二股に分かれ、2本の木のように見えます。
幹回りは北側で5.2m、南側で5.3mです。
樹高はともに約22mをはかります。
樹齢は約300年と言われ、御神木として大切にされています。
境内入口には大正5年頃に青梅農林学校より当時の上鹿山青年会が
苗木を分けてもらい植樹した「ゆりの木」があります。
北米原産の木蓮科の樹木で、成長が早く平成21年に伐採しました。
現在の幹周りは3.4m、樹高は約10mをはかり、樹齢は90年になります。
平成22年2月 日高市教育委員会
( 境内説明文 )
樹齢90年はおそらく誤記で、正しくは900年だろうと思います。
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八坂神社の祭りばやし 市指定文化財 無形民俗文化財
昭和62年4月27日指定
毎年8月14、15日に行われる祇園祭りと呼ばれている八坂神社の
例祭で、豊年祈願と安全祈願、悪疫退散の願いを込め、祭りばやしを
奉納しています。
本社の囃子は、福原村中台 ( 川越市 ) に伝わる王蔵院
( 世田谷区 ) の王蔵院流旧祭囃子を教わったのが始まりだと
云われています。
お囃子は山車の上で演奏され、子供たちが曳き綱を引いて上鹿山
地区を一巡します。
山車は江戸時代末から明治時代の半ばに北多摩郡砂川村 ( 立川市 )
で使われていたもので、飯能市宮本町に渡り、大正時代になり上鹿山
で使われるようになりました。
編成は苗1、締付け太鼓2、大太鼓1、鉦1の5人で演奏します。
代表的な曲は屋台、昇殿、鎌倉、子守、ニンパなどです。
囃子、三番叟、にんば、おかめ、ひょっとこ、外道、白狐などの踊り
に合わせて次々と曲が変化しています。
平成22年2月 日高市教育委員会
( 境内説明文 )
本殿に向かって左に境内社が鎮座されます。
左:八坂神社。
右;稲荷神社。
拝殿からの眺め。
参拝に来る時は気付きませんでしたが、御神木の拝殿側には丹生宮が
祀られていました。
ミニ狛犬。両側共、子狛犬付きです。
御神木からの眺め。
以上。