甲南山手駅は、芦屋駅のひとつ西に在ります。
森 稲荷神社は、JR甲南山手駅から北西へ300mのところに鎮座されます。
鎮座地:兵庫県神戸市東灘区森北町4丁目17-11
JRの踏切を越えると鳥居が見えます。
向かって左に、一対ではない狛犬。
左に手水鉢。
境内で薪が燃えていました。夜通し燃やしていたのでしょう。
かがり火、どんと焼き、湯立神事など、神社では火を使うことが多い
ですが、 「 多分、大丈夫だろう 」 みたいな感じで、火を扱って
いるような印象があります。
強めの風がちょいと吹けば、アウトなんだけどなあ。
消防庁から指導したほうが良いと思う。
本殿は流造、千鳥破風、軒唐破風。美しいですね。
兵庫県神社庁HPの記事を転載します。
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主祭神 倉稲魂命 ウカノミタマノミコト
配祀神 天照皇大神 アマテラシマススメオオカミ
豊受女命 トヨウケノメノミコト
建南方命 タケミナカタノミコト
応神天皇 オウジンテンノウ
菅原道真 スガハラノミチザネ
大山祇神 オホヤマツミノカミ
八衢比古神 ヤチマタヒコノカミ
祭記事
人々は神様の漂着を祝って毎月5月19・20 ( 旧暦の卯月卯日 ) に祭を
行い、「 卯の葉祭 」 と呼ばれていたが、昭和35年より5月3・4日に
斎行し、氏子3地区がそれぞれ地車を出し、神社での祭典の後、
氏子内を練り廻る。
江戸時代末頃の歌に
「 卯月卯日の日に 卯の花祭り 夏のしるしか 面白や 」
と詠まれた反面、よく闘争も起き
「 卯の葉祭りには 紫の葉が 御肴生 血を見ねば納まらぬ 」
と詠まれたのも祭りの消息を物語っている。
由 緒
社伝によると、
元正天皇の霊亀元年 ( 715 ) 卯月卯日の夜、深江の沖に闇夜に
照らす妙な光が現れた。
人々が不思議に思い、海岸に集まると波のまにまに一基の神輿が
近づき、
『 われは稲荷の神霊、この山手の森かげに鎮まりたい 』
と告げられたので、神托どおりにお祀りすると五穀豊穣となり
平安な日々が続いた。
当社の氏子地は、江戸時代まで保久良神社と共に近郊の本庄9ヶ村
( 森・深江・青木・北畑・中野・田辺・三条・生路・津知 ) の
総氏神として篤く信仰されていたが、県の命令により明治5年 (1872)
に分裂し、更に、明治12年 ( 1879 ) に村境界が他の荘村の仲介
により定まった後は、森・深江・青木の3地区が氏子地として、
残り他は保久神社の氏子地となった。
https://www.hyogo-jinjacho.com/data/6301008.html
拝殿に向かって左に境内社が鎮座されます。御社名不明。
拝殿に向かって右に稲荷神社が鎮座されます。
ものすごく斜め。
拝殿からの眺め。
以上。