知里付 ( ちりふ ) 神社は、名鉄河和線:富貴駅から北へ700mのところに

鎮座されます。

 

 

 

鎮座地:愛知県知多郡武豊町東大高池田34

 

 

 

左に遥拝所と神牛。

 

 

手水舎。

 

 

 

拝殿の正面に木が積まれています。お正月に燃やすのでしょう。

 

 

    

 

石でできているお賽銭箱にお賽銭を入れるとチリンと良い音がします。

 

 

本殿は流造。

 

 

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この社は垂仁天皇二十六年菊月、少彦名命 ( すくなひこなのみこと ) を

祀って創建され、天暦九年 ( 955 ) 北野天満天神を相殿として合祀された

と伝えられている。

 

社宝の 「 あけずの箱 」 は浦島太郎が竜宮から帰郷するとき乙姫から

贈られたもので、滅多なことでは開けられず中身は不明という。

 

古老によると、明治時代旱魃の年、宮司がこの箱を浦之島の沖に舟で

運び出し、祈祷を捧げ箱のふたを払うと遥か彼方に雨雲が浮かび大雨が

降ったという。

境内には浦島社も祀られている。

 

                          ( 境内説明文 )

 

知里付 ( ちりふ ) 神社という御社名ですので、三河国二之宮の

知立 ( ちりふ・ちりゅう ) 神社の勧請で建立されたものと予想していた

のですが、御祭神は異なりますね。

 

知里付神社   

少彦名命     ( すくなひこなのみこと )

 

知立神社

鸕鷀草葺不合尊  ( うがやふきあえずのみこと 神武天皇の父君 )

彦火火出見尊   ( ひこほほでみのみこと、神武天皇の祖父、山幸彦 )

玉依比売命   ( たまよりひめのみこと、 神武天皇の母君、乙姫 )

神日本磐餘彦命 ( かむやまといわれひこのみこと、神武天皇 )

 

このような珍しい御社名が一致するのですから、知立神社からの勧請だろう

とは思うのですけれど。

知立神社の御祭神は山幸彦一家ですので、知立神社の御祭神そのままを

浦島太郎神社として祀ったほうが都合よいような気がします。

 

社殿に向かって左に境内社が鎮座されます。

 

 

拝殿に向かって左に、浦島社が鎮座されます。

 

 

    

 

 

武豊町観光協会HPの記事を転載します。

 

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知里付神社・浦島社

 

太郎が竜宮城から持ち帰った玉手箱があります。

「 あけずの箱 」 といわれ大切に保管されています ( 非公開 )。

また境内には浦島社も祀られています。

https://www.taketoyo.info/urashima.php

 

本殿に向かって左に境内社が鎮座されます。

 

 

左から、秋葉神社。

 

 

ギョロ目、平成九年の建立です。

平成の狛犬としては非常に珍しいデザインですね。

 

    

 

熊野神社。

 

 

平成十五年の建立。こちらは時々見かけるデザインです。

 

    

 

熊野神社と本殿の間に鎮座される境内社。

 

 

左から3つのお社は記録するのを忘れてしまって、御社名不明。

右は、知多半島では標準的な境内社である山ノ神社 ( やまのかみしゃ )。

 

 

左から八幡社、神明社。

 

 

拝殿からの眺め。

 

 

 

以上