吉野水分 ( みくまり ) 神社は、金峯山寺から南へ2㎞ほどの野老に鎮座されます。

 

 

吉野水分神社の手前200mのところに、花矢倉展望台があります。

 

 

 

展望台は壊れています。

ここまで完璧に壊れている展望台は、滅多にありません。

 

 

景色は良いです。

春には金峯山寺から吉野水分神社までの上桜千本を眺めることができます。

今は紅葉。

 

 

花矢倉展望台は、かつて世導寺がありました。 今は小祠と釣り鐘だけがあります。

 

 

吉野水分神社へ向かいます。

尾根が吉野水分神社の参道になっています。

 

 

 

 

 

 

    

 

 

楼門に向かって左に手水舎。

 

 

手水鉢はステンレス製です。 

陶器の手水鉢にはときどき出会いますが、ステンレス製には初めて出会いました。

 

 

 

龍神様もビックリしています。

 

 

楼門は慶長九年 ( 1604 ) の再建。 重要文化財です。

 

 

 

 

 

 

 

楼門をくぐってビックリ。 左に拝殿、正面に幣殿、右に本殿。

このようレイアウトにも、初めて出会いました。 日本は広いですね。

 

 

拝殿。

 

 

本殿は三つが連なっています。

こういった様式には極稀に出会います。 珍しい。 手前には境内社が鎮座されます。

 

 

 

 

拝殿の一番手前には、西行法師の座像が祀られています。

 

 

 

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木造 西行法師坐像 益田慶運作

 

江戸・天明五年 ( 1785 ) 奈良・吉野水分神社

 

袈裟を着けた温和な老相の西行像で、西行庵に伝来したが、現在は吉野水分神社に

祀られる。ニノキ材の一木造りで、背面の陰刻銘から天明五年、江戸の大井八右衛門

定恒が願主となり、益田慶運に彫らせて奉納したことがわかる。

 

                               ( 境内説明文 )

 

拝殿には様々なものが掲げられています。

 

 

 

 

「 さるぼぼ 」 の集合体みたいなもの?

 

 

 

 

 

 

続く。