駒形神社は、JR成田線:安食 ( あじき ) 駅から国道356線を1㎞ほど北上した
ところに鎮座されます。栄中学校の隣りです。
最寄りのバス停。 栄町のキャラクター:DORAMU ( 龍夢 ) が描かれています。
巨木の森 駒形神社 と書かれてあります。
右に手水舎。
社殿の周りは木が切られており、巨木は見当たりません。
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駒形神社
祭神は保食神 ( うけもちのおおかみ )。
1111年~1151年にかけて、この地一帯は洪水旱魃を繰り返し、住民は大変な飢饉に
見まわれた。
そこで1151年に五穀の神を祭り、駒形神社が建立された。
すると、翌年には豊作になったことから 「 必ず食に安することを得べきなり 」 と、
この地の名前が川崎郷から安食郷と改められた。
( 境内説明文 )
本殿に向かって左に胎内くぐりがあります。
千葉県公式観光物産サイト「 まるごと e ちば 」 に紹介記事がありますので転載します。
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この御神木は、令和元年度に千葉県に直撃した台風15号・19号の影響で本殿へ
倒れる危険性があったため、令和2年2月に伐採され、幹の中が空洞になっていた
ことから、胎内くぐりができる御神木として蘇りました。
当社の胎内くぐりは、令和2年7月から、参拝者の皆さまに体験いただいています。
栄町にお立ち寄りの際は、是非くぐりにいらしてください!
※ 「 胎内くぐり 」 とは、神社に設けられた輪の中をくぐる行事のことで、
けがれを清め、災厄をはらう御利益があると言われています。
https://maruchiba.jp/sys/data/index/page/id/20110/
手前の小さな幹はペット用です。
御神木の根本。
本殿。
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栄町指定文化財 ( 有形文化財 建造物 ) 駒形神社本殿
指定年月日 平成13年4月1日
建立は駒形大明神本社再建棟札より、文化四年 ( 1807 ) である。
身舎、庇の軸、組物、縁廻り、柱間の壁板に極めて装飾的な彫刻や彩色が施されている。
身舎、庇の繋ぎの海老虹梁は竜の丸彫りになっており、千葉県内では当町の大鷲神社と
本例の2例のみであるという。
極度に発達した建築彫刻が特徴的で、後世の改変箇所がなく、往時の姿を保った希少例
である。
( 境内説明文 )
金刀比羅神社と石祠。
阿夫利神社。
御社名不明の石祠。
拝殿からの眺め。
以上。