鳩峯八幡神社から、岩崎弁財天に向かって北上しています。

 

      西所沢駅          所沢駅 ---( 池袋線 ) -

                   /   \        /

            岩崎弁財天/       \      /

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         下山口駅

        /            鳩峯八幡神社

   ( 狭山線 ) 

 

所沢市のマンホールには、市のマスコット:トコろんが描かれています。

 


所沢市のHPによれば、市の鳥:ひばりがベース、日本の航空発祥の地にちなんで

頭にプロペラ、緑色のスカーフは狭山茶をイメージ、ということでした。

 

 

トコろんを中央、

日本の空を初めて飛んだフランス製アンリ・ファルマン式複葉機3機、

その周辺に市の木イチョウの葉が描かれています。

 

 

トコろんの代りに市章があるタイプ。

 

 

駐輪場で、ホンダのGB250 クラブマンを見かけました。

 

 

DOHC単気筒、軽量のCBX250RSがベース、トラディショナルなデザインで、

速くて人気がありました。 

私は400ccの GB400クラブマンに乗っていた時期があります。

 

ライオンズの地元です。

 

 

西武狭山線をくぐると、岩崎弁財天に到着します。

 

 

 

    

 

 

 

 

    

 

 

拝殿の前に境内社が鎮座されます。 御社名不明。

 

 

 

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岩崎弁財天の由来

 

久米地の永源寺の末寺として、祥雲山瑞岩寺が開山 ( 天正元年 1573 )、まもなく

寺持ちしました。 また、武州入間郡山口郷岩崎村の惣村鎮守として、岩崎三郷には

産土神 ( うぶすながみ ) として左記三社がありました。

 

 上組 ( 現上町 ) 水神社 現岩崎弁財天社の場所

 中組 ( 現中町 ) 氷川社 現西武狭山線陸橋の南30m西側池之谷家の祠

 下組 ( 現下町 ) 氷川社 現西武狭山線踏切南荒久314番地髙橋家の祠

 

水神社には七福神ただ一人の女神 ( 弁天様 ) がお祭りされており、ご祭神の

市杵島姫尊 ( いちきしまひめのみこと ) は素戔嗚尊 ( すさのおのみこと ) の息女で

海の女神として公開の守護神・技芸の神・子育ての福徳の神として信仰があります。

 

寛永元年 ( 1848 ) 産土神 (うぶすながみ ) の神前で昭和四十四年六月、

「 所沢市指定無形民俗文化財 」 に指定された 「 岩崎簓 ( ささら ) 獅子舞 」 が

行われていたことが、岩崎村神社書上帳 ( 大国魂神社 ) に記録されている。

 

明治の末、合社令により山口地区の氏神である中氷川神社に合社されました。

しかし大正四年、三社とも現在の弁財天の場所にお移りいただきました。

更に昭和三十年、三社を合祀して社殿を改築、昭和三十二年には岩崎連合町会の

総意により 「 弁天講 」 として三町内会から役員を選出し、神社管理を講によって

行うようになりました。

 

初代総代には岸一万氏が就任し、昭和三十八年、講の代表が安芸の宮島、

厳島神社に参拝、ご祭神市杵島姫尊 ( いちきしまひめのみこと ) のご分霊を

改めて拝受し、岩崎三郷の氏神としてお祭り申し上げました。

 

昭和五十七年十月十七日、三代目総代黒田昇氏のとき再度社殿を改築、現在に

至る。 

 

又、二代目総代柳下豊次氏は長年親交があった台湾の実業家石振楠氏から樹齢

200年のケヤキの神木で台湾の有名な彫刻家劉家有氏が掘り上げた、高さ65cmの

弁天像 ( 琵琶を抱えた座像 )が贈られ、昭和六十一年十月十一日、弁天像の

入魂式をして奉納した。

 

岩崎三郷の菩提寺祥雲山瑞岩寺で、毎年十月第二土曜日に行われている

「 岩崎簓 ( ささら ) 獅子舞 」 は、その舞い始めに先立って必ず、岩崎弁財天に

宮参りしています。

 

岩崎弁財天保存会

                          ( 境内説明文 )

 

厳島神社は人気が高く、多くの神社の境内社として鎮座されますが、

このように単独で大きな御神池をもった厳島神社は珍しいですね。

 

拝殿からの眺め。

 

 

 

以上。