JR横浜線:十日市場駅を降りたのは二十年ぶりくらいかなあ。
田園風景が広がるのどかなところです。
途中、鶴見川支流の恩田川を越えます。
杉山神社は、十日市場駅東へ1㎞ほどの恩田川のそばに鎮座されます。
左に手水舎。
手水舎の隣に力石。
式内社 杉山神社 武蔵国 都筑郡鎮座 ( 論社 )
現社名 杉山神社
旧社格 村社
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祭神 五十猛命 ( いそたけるのみこと )
配祀 大日霊貴命 (
素戔嗚命 ( すさのおのみこと )
太田命 ( おおたのみこと )
由緒
当神社社は武蔵国の総社大国魂神社の六宮である。
続日本紀承知五年 ( 838 ) 二月庚戌の條に 武蔵国都築郡杉山神社預之官幣以霊験也
とある。 また同書、承知十五年 ( 848 ) 五月庚辰の條にも奉授武蔵国●位杉山神社
従五位下とある。
大国魂神社の成立は、人皇十二代景行天皇四十一年、都築郡杉山神社は六の宮として
西殿に祭られた。
武蔵総社誌城館に六所宮東西の御殿に鎮座する六所大神等は、東御殿に一の宮小野大神、
二の宮●河大神、三の宮氷川大神、以上三所鎮座す。
西御殿に四の宮秩父大神、五の宮金佐奈大神、六の宮杉山神社、以上三所鎮座す。
この六所を総称して六所宮と称す。
この六ノ宮に該当する神社が西八朔鎮座の杉山神社である。
「 風土記稿 」 に 「 慶安年中社領の御朱印を賜う。其の文左にのす。」
武蔵国都築郡西八朔村杉山明神社領道村●●石●十事任先現寄附之訖金可収納
並境内山林竹木諸役等、免除如有来永不可有相違者也。 慶安二年 ( 1649 ) 八月
二十四日御朱印。 以上の事実によって当神社こそ式内社の由緒深きものである。
社格
明治六年十二月被列郷社辞令、神奈川建長より御下附あり。
大正九年十日 神奈川県告示三六二号を以って神饌幣帛料供すべき旨●県知事より
指定あり。
昭和二十八年八月一日、神奈川県指令第三九九〇号を以って宗教法人杉山神社として
●県知事より認証された。
( 碑文 )
杉山神社は鶴見川・その支流の早渕川周辺に約40社が鎮座されるのですが、本社は
不明とされています。 ただし、武蔵国総社:大国魂神社では、六の宮は西八朔の
杉山神社としておりますので、こちらのお社が杉山神社の本社である可能性は高いです。
拝殿に向かって右に稲荷神社が鎮座されます。
稲荷神社からの眺め。
拝殿からの眺め。
駅まで帰って来ると、陽が傾いておりましたので、隣の長津田駅で東急田園都市線に乗って
東京に帰ることにしました。 次の長津田駅行きまで10分ほど時間がありましたので、
改札口前の蕎麦屋で腹ごしらえをしました。
ざるそばは360円、駅そばとして普通の価格ですが、旨いです。
ネットで調べてみたら、NREが JR構内で展開しているチェーン店だそうです。
知らなかった。 駅そばも進化しているのですね。
以上