今日は 65回目の終戦記念日です。


僕は 第二次世界大戦が終わり 20年が経過した 昭和40年に生まれた。


戦争の恐ろしさ、愚かさ、悲惨さは お祖父ちゃん、お祖母ちゃんから 実体験を元に 小さい頃から教えてもらってきたし、学校の授業でも習い、テレビやラジオでも何度も何度も見て聞いてきた。


自分の命を失うかもしれないという恐怖、愛する家族、友人、仲間の命が絶たれ、会えなくなった辛さ、食べ物がなく必死な思いで生き延びてきた日々。


もし、自分が戦時中に生を受けていたらと考えると身の毛がよ立ちます。


そんな辛く悲惨な思いを背負いながら、僕らの先輩達は 未来の僕らの為に戦って来てくれたのです。 



我が息子・隼汰が 去年 初舞台に立った。

第二次世界大戦の特攻隊員の役です。

そして、今年も同じ役で舞台に立つ。

ふっくんの日々是好日  布川敏和のブログ

息子の台詞の第一声は 「8月4日 今日 僕は 鹿児島の特攻基地に無事到着しました。 ここは 海が近く、空がとても綺麗な処です。」 だった。

僕の誕生日の日にちから始まった舞台、僕は ドキッとした。

舞台の初っ端から、生死・運命を感じた。


当時は 青春真っ只中の若者が、自分の命と引換に 家族、友人、仲間、未来の僕らの為に戦場の第一線に立っていたのだ。


そして、もし我が息子が実際に出兵し、戦場に出て行ったらとしたら、どんなに辛い思いをするのかと思いながらも舞台を見つめていた。


終盤の台詞で、現在の僕らに向かって 「今の日本は 良い国ですか?」っと問いかけられる。


どうなんでしょう? 今の日本? 

物は豊かになり、便利な世の中になってはいるが、人の心の中の問題だ。


メディアでは 親が我が子を殺めたり、子が親を殺めたり、他にも沢山の残虐な考えられない出来事が流れている。

〝何で!?〟〝考えられない!〟〝悲しい!〟としか思えない。



戦争で戦ってこられた 僕らの先輩達は こんな日本にする為に命を賭けてくれたんではない。

もっともっと、平和で良い世の中にする為に 命を賭けてくれたんではないでしょうか?


だから僕らは 命の大切さ、平和の大切さを今一度考えて、世界平和を考える義務があるんではないでしょうか?

決して難しい事ではないんではないと思います。

まずは 自分の心を清らかにし、身近な家族・仲間の事を思いやれば良いんではないかな。

それが広がれば、きっと世界平和に繋がると 僕は思います。


皆さん、今日の〝終戦記念日〟に 改めて、戦争犠牲者の皆さんの ご冥福を祈り、生命と平和の尊さを考えてみませんか?


我が家のバルコニーでは 今日もハイビスカスが綺麗に咲いてくれました。

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65年前の鹿児島や沖縄でも、きっとハイビスカスが この様に綺麗に咲いてたんです。


今日は お盆という事もあり、我が家はこれから お墓参りです。

ご先祖様に 色々な意味を含めて お礼を言ってきたいと思います。